熱いぜ、キャラバン | B型の次男坊・富田稔

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どうも、トミーです。緊張してもしなくても、どーせ痛いんやし、それなら緊張しないで気楽にいこー。というスタンスで仕事してます。スタントマンて何してて、どんなこと考えてるのか、興味もってもらえたら嬉しいです。これからスタントマンになりたい!!て方、待ってます!

おつかれさまでーす。

(軽い。)




現場到着後、

いとぅさんの出番からスタート。



今日は、絵コンテがあって

基本的に順撮り。


あ、最近解説なかったのでここで。

撮影では、

・順撮り(カットの順番通り)に撮影


・カメラ位置(右向け、左向けなど方向)で撮影を進める

照明のセッティングに時間がかかる等


・役者と吹き替えが合ったら役者本人のカット優先

役者さんの終了時間が決まってる等


・ワイヤー以外を先に撮る

ハーネスの脱ぎ着、セッティングの時間等


と撮影の順番はさまざま。


最終的には繋がってるから結果は一緒なんですが

そのときのスケジュールなので撮影する順番は変わります。



今日は、基本的には順撮り。

で、絵コンテがある。




最高じゃないですか。


次に撮影するものが前もってわかる。

事前の準備もしやすい。



で、数カット後のアクションを

佐藤さんと組み立てを考える。


長め長めに作ってみた。


社長に確認。


長い。


短めにしてまた確認。


まだ長い。

それと、もっと荒く。



がっつり短くして

荒く作り直す。



コレで行くことに。


あー、こんくらいガッツリ減らしてよかったのか。

でも減らしながらもポイントとなる動きは入れとく。


そして

プレゼンする時の心構え

というのも、少し分かった気がする。


そして、撮影は、順撮りからワイヤー後回しになり

そのワイヤーもトントン進み

18時くらいには全部終了♪



そして、ここからがすごい。


帰りのキャラバンの中で

いとぅさんと話。


立ち回りについて。


立ち回りと言うのは

動きを覚えて動く。

だけなんです。

がその通りやるとどうなるか。


きれいで危機感のない

踊りのようなものになる。

(それを狙いにしてる時もあるが)


本当にケンカしてるとしたら絶対そんなにきれいにならない。


しかし、実際のケンカというのはとてもみれたもんじゃないくらい

「荒い」


この「荒さ」が迫力になり、よけた時に

おおーってなる。


では、動きを覚えてる人間がどうしたら

この、リアルにギリギリでよけたり、

ギリギリで止めたりしてるように見えるのだろうか。


それには、片方だけがその気でいても

うまくいかない。

お互いがそのイメージがあって

わざと止めるのを遅らせる。

など、通常のリズムよりずらす。



しかし殴ってるほうは

わざとなのか忘れてるのか不安になる


忘れてる場合は急遽パンチや蹴りを止めないといけないから。


信頼関係がないと

なかなかここまで踏み込めない。


初めて合った人とそこまでのレベルに持ってくるのは

本当に難しい。


が、やっぱりそれでもそこまで行かなきゃいけないんだ。



とふたりで熱く話しました。




明日は朝から撮影に行きますが

明日のアクションは今日のこの

熱く語ったものが身になるように

しっかり、やりたいと思います。



できるかな?



いや、やるんだよ。








てことで、頑張ります。


明日は5時前には起きなきゃなので

早く寝るぞー。