9月に担任の先生が決まりました。
末っ子の担任の先生は最難関算数を
教えている算数の先生でした。
5年生の冬に我が家にお電話を掛けてきて
「一番上のコースで社会を教えています。
是非このコースを目指して下さい。
待っています」と言って頂いた先生が
担任をして下さると思っていました。
担任は得意な科目の担当の先生に
なることが多いんです、と教えて頂きました。

国語は教えたり一緒に勉強しましたが
算数は単元によっては難し過ぎて
私に教える事は出来ません。
なので分からない問題は先生に
聞きに行く!という方針で
やるしかないと思いました。
ただ任せ切るということはしません。
どんな問題が苦手で、
どんな問題が得意であるのか、
どんなペースで問題を解いていくことが
ベストなのかなどの作戦を立てる
ペースメーカー的存在は先生ではなく、
一番そばにいる私が把握して
進めて行きました。
個人個人で個性が違うのです。
得意、不得意、スピード、能力などは
人によって違います。先生は表面的な性格は
把握しても細かな性格などは深くわかって
いる訳ではないので任せきると
失敗することもあると思います。
高校受験や大学受験は自立して
勉強する事がとても大切なのですが、
中学受験は親がどれだけ関われるかにより
結果は大きく変わると思っています。


担任が算数の先生になった事は
我が家にとっては本当に幸運でした。
担任の先生とはいつでもメールで
やり取りが出来るようになっています。
1年分の過去問を時間を計ってやりました。
間違った問題と分からなかった問題が
あったので、担任の先生に連絡して
質問の時間を予約させて頂きました。
質問の帰りに「月曜日に授業があって
毎週ここに来てるから授業が始まる前の
1時間前なら時間があるからに毎週おいで」
と言って下さったのです。
塾がそんなに深く関わって下さると
思っていなかったので本当に感謝しました。
担任の先生だったということも
とても大きかったと思います。
先生との間違い直しが始まったのは
10月の始めです。
この頃の末っ子の第一志望の数学の
過去問の点数は大体4割位です。
本当に過去問で65%が取れる日がくるのか
不安でいっぱいでした。

10月は平常授業、日曜日は細分化された
コースのクラスの授業が並行して
行われています。本当に時間が足りません。
ただ末っ子の受験の年は
コロナ真っ只中の時でした。
学校にきちんと行くのか、休むのか。
ネットの中でも色んな意見がありました。
考え方や、やり方は人それぞれだと思います。
私の考え方です。個人の考え方だと
ご理解頂きたいと思います。
私はこの世は二途の道のみだと思って
生きています。
行くか、行かないか、、、、、
合格する道か合格しない道か、、、、、
植物園に行く道と動物園に行く道では
行き着く先も、行った先の楽しみも
大きく違うように、選んだ道により
結果は大きく変わると思っています。
道を行き切って、ゴールすること!
目的はただ1つ、、、、、合格すること!
オリンピック選手がきちんと学校に
行きながら金メダルが取れるとは思いません。
全ての時間を金メダルを取ることに
全力に頑張るから結果が金メダル
なんだと思っています。
コロナ禍の中でも毎日休まずに
学校に行くこともとても大切です。
でもそれでコロナにかかり、
何日も勉強出来なくなる事が本当に
末っ子に人生に大切なのかを考えました。
学校は個性を捨ててみんなに合わせる所。
末っ子の人生の花を咲かせるのは
末っ子自身の花の咲き方をしなければ
綺麗に咲かない。
私の目標は末っ子の合格です。
学校に休まずに行くことではないのです。
【全力で合格を勝ち取りに行く!】
学校に行く道、合格する道
私は合格する道を進む決心をしました。
クラスで流行った時からお休みをすると
いう選択をしました。
それにより朝から夜まで時間が出来ました。
家で毎日の時間割を作りました。
朝一番、第一志望、第二志望の
数学の計算問題から始めます。
次に第一志望と第二志望の
試験科目の順に過去問を1年分、
時間を計ってや解き、直しをする。
これを徹底的に毎日やり続けました。
10月の数学の過去問の点数は
4割でしたが、11月の始めには6割弱
取れるように成長しました。
明らかに伸びを実感しました。
これまではチャレンジ校は厳しいだろう!
と思っていましたが初めてチャレンジ校
行けるかも!と感じました。
第一志望の合格最低点は56%です。
国語と算数だけでで50%分の点数を
取れるようになってきていました。

うっすらと合格の頂が少しだけ
見え始めて来ました。
来た!もう少しだ、、、、、、。

ずっと同じ人と一緒に過ごした時
その人の個性や特徴が分かって行くように
毎日、志望校の問題を解き続けたら
その学校の癖、問題の進め方、解き方が
分かって来たのです。
ちなみに計算問題は色んな学校の問題に
触れた方がいいと思い、男子個の東大寺の
計算問題を解いてみると、、、
撃チーーーーーーーーーーーン!!!
末っ子、「この学校の問題合わへん。
チャレンジ校の問題が好き、落ち着くわ」
やり込んでいたので身にしみ付いて
いたんだと思います。
あー、これが志望校の先生が仰っていた
この学校の問題で勉強して下さい!と
いう意味なんだと理解しました。
失敗は成功の元!!!
その時から志望校の学校以外の問題には
二度と手を出しませんでした。


続きます。
読んで頂き感謝です。ありがとうございます!