何もできないのに唯一困らないこと。 | 音楽座ミュージカル 冨永波奈オフィシャルブログ「send a brand new message to ...」Powered by Ameba

何もできないのに唯一困らないこと。

すっかり春めいてきましたね。

まもなく新学期が始まる、ということで最近は「新人」の方への研修みたいなお仕事もしています。
新人というのはそれだけで価値があるっていうか、、英語でフレッシャーズ、そう、フレッシュなのだわ。

このみずみずしい気持ちを持ち続けて仕事をしていきたいが、同じ環境にずっと居続けるとそれもむずかしくなりますね。

でも、私たちの仕事はありがたいことに毎日ぜーんぜん違うことが起きるのである意味その日の「新人」ですね。うん。

そもそも3ヶ月前には自分がワークショップのリーダーをやるなんて考えられなかったから、みずみずしいことこの上ないのです。

初めてのことが続いて、正直頭のなかにおおおおおきな「?」マークが浮かぶこともよくあります。

私が感じてるものは正しいのかな、とか見えているものは正しいのかな、この判断は正しいのかな、ってもーう、自分裁判の連続でww、いちばん大切な目的を忘れそうにもなります。


一つ、やっていておもしろいなと思うのは、Aという事柄とBという事柄を結びつける発想力。これがね、12年間の清泉ズライフでかなり鍛えられたということがよく分かったということ。

清泉ズとの会話は大喜利みたいもんで、いかに一つのことを発展させて究極おもしろいところまでもってくかが命なので、口から出まかせでも全部さっきのおもしろかったことに繋げることに命がけというか、うまく言えないんだけど、ワークショップで参加者が起こした予想外のおもしろいことを無駄にしないで学びに変換する場面にとても役立っています。

なんか、口から出てきちゃうんですよね。

清泉ズはダジャレが好きすぎて、ダジャレでこんなに笑える自分たちは小堺一機レベルの笑いアベレージだと自負していた時期もありました。おめでたいですね。でもありがたいです。

ワークショップや研修を通していちばん学んでいるのは私なんじゃないかと思うと良い仕事です。
ちょっと迷子になりそうにもなっていますが、なんとかぐぐっと、踏ん張って乗り越えたいと思います。


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この看板が頭に刺さった日の現場検証をしてくれる北村祥子さん。