言葉は穢れている? | 音楽座ミュージカル 冨永波奈オフィシャルブログ「send a brand new message to ...」Powered by Ameba

言葉は穢れている?

いよいよ、来週「ラブ・レター」大千秋楽です。
そしたらもう2013年も終わっちゃいますねえ。

は や 。

最近、頭の中が女子高生ってことを身にしみて感じ(え、前から言ってんじゃん!って言われるけどw)ており、ちょっと危機感を覚えているところであります。
音楽座ミュージカル漬けの毎日で少しは成長しているといいんだけどな。。

プログラムを作る際の浅田次郎さんのインタビュー内で、「言葉は穢れている」という印象的な一言がありました。
どんなに熱く、深い想いも、言葉になった瞬間に伝わらない、と。

しかし、一方で私達受け取り手が、何かを求めてもがいている時に出会う言葉は、物質的な意味の何倍もの衝撃を与えてくれるものです。

最近のヒットは、

「わたしを信じる者は、死んでも生きる。」(ヨハネによる福音書 11章25節)

死者が亡くなってもなお、生きている人の心の中で生き続け、希望を与え癒すことをができることが「永遠の命」であると。
まさに、「ラブ・レター」。
また、善きサマリア人のたとえ(ルカによる福音書10章25-37節)に出てくる、
「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛せよ。また、隣人をあなた自身のように愛せよ」
という言葉。
本当の愛とは?希望とは?って考えすぎてしまう前にまず行動してみる!ってことだなって。(なにぶん頭の中女子高生なものですみません)
しかし、心と精神と力と思いを尽くして人を分け隔てなく人を愛するって、、、
ああ、これがアガペーってことか・・・

いやあ、、、なんとけがれた私。

専らシンプルに、朗らかに、きちんと明快に明るくおもしろく存在したい歳末です。それだけじゃまだまだぜんぜんこっぱみじんも足りないけど、最低限しっかり自分の足で立つ。ということをまずはやらないと。


あなたが
ほかの人をどれだけ大事にしていても


それを見せつけられても

ポキリと折れずに
生きて行けるように


真山があのひとを想って
不安そうにする顔を見ても

私の心が ぐしゃっと潰れないように
しっかり食べて

ちゃんと寝て

キチンと起きて

せいいっぱい仕事して


もうひとつのバイブル、ハチクロ☆の山田あゆみちゃんの言葉

苦しい気持ち、自分が嫌になる気持ち、悲しくて悲しくて落ち込んで、悩んで、誰を責めることもできずにやり場のない気持ちをもてあまして、耐えて、耐えて、それでもちゃんと前へすすんでいかなきゃならない、あああ考えただけで・・・あゆぅぅぅーーーーー!!!!!(こんなだから女子高生とか言われちゃうんだな)

とまあ、

目に見えないモノを"言葉"という具体的なモノに変換したときに、じゃー目に見えない本質が他者と共有できているのか、ひいては自分の本当の本当の本心とイコールになって表現できているのか、というのはかーなーりあやしいものがあるのは事実ですが、それはもう仕方ない。

だからこそ、相手を慮ることができるほどのイメージ力が大切で、なんでも「いいね!」が大切なんだなって、

こんなまとめでよろしいかな。


考える前にやるんだってイエス様もおっしゃっていますので、残り少ない2013年明るく過ごします。


音楽座ミュージカル「ラブ・レター」

白蘭が吾郎へ送った最初で最後の言葉たち、みなさまにはどんな風に響きましたか。