ネイリストという職業 | Nail Salon Ruby




ネイルは美容の要素以上に

「生活」の比重を多く占めています。



女性は爪が元々、薄い方が多く

薄いと日常生活もままならない。

水仕事の時、本当はゴム手袋をして欲しいけど

ゴム手袋をすると細部の汚れが分からなくなるからしない

という方も多いし、23個洗う時にいちいち手袋出来ないという声もあります。

水仕事が多ければ爪のダメージも大きい。


アトピーなどの皮膚疾患があると

痒い時、

自爪でそのまま掻いてしまうのと

ジェルのついた爪で掻くのと

皮膚へのダメージは比べものになりません、


缶を開ける時、包丁を握る時

様々なシーンで爪にジェルついていると

爪を守ってくれて、そして便利なのは

言うまでもありませんよね。


安心感があり

その上で

「色」がもたらす心理効果は絶大です。


長年、通ってくださるお客様とは

1、お会いする度、

多分、今日は赤だろうな

パープル系だろうな

とわりと

予測が当たるようになりました。





よく、お客様に


施術に魂が入ってる


と言ってくださる事があり、

私にとって

こんなに嬉しい褒め言葉はありません。

いつも気持ちを込めて施術をしています。




私達ネイリストは

お客様の

「生活の基盤を作ってる」

はたまた

それがその方の

「人生の一部を作ってる」と

言っても過言ではないのかもしれません。





今迄当たり前であった

1の施術がどんなに大切だったか


そして、私の所に来てくださってるお客様方が

皆さま

本当に素敵な方ばかりで

会えないのがこんなに寂しいのか…



今回の有事で改めて考えさせられました。