定額減税、メリットを感じない人が多いのでは | tomiken3のブログ

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増税メガネと揶揄される岸田総理は、定額減税が6月から始まるので、給与支払い者に対して、その額を給与明細に表示するように改めて指示を出したそうだ。

 

一体、何の目的なんだろう。内閣支持率アップ?、選挙目的?と、野党から批判されている。

 

国税庁のWebサイトから令和4年の年収別労働者数によると、年収400万円以下の人が16.5%と最も多い。この方々の給与明細に表示される定額減税(所得税)は、いくらになるんでしょうか。

 

扶養者の人数によって、令和6年度の所得税の減税額は異なりますが、仮に扶養者が1人(共働きで子供1人を想定)とすると、年額6万円となります。もし、6月に6万円が減税額として表示されれば嬉しいのですが、そうは問屋が卸さないのが現実。減税なので、払うべき所得税額以上には返ってきません。

 

国税庁のWebサイトから月額の源泉徴収額を拾ってくると、社会保険料等控除後の月収が30万円程度の方の所得税額は6,700円程度。賞与も加算されて年収400万円ということは、実際の所得税額は6千円程度と想定されます。

 

最初の月の減税額はたったの6千円。これでありがたみがあるんでしょうかね。

 

 

確かに少しでも手取りが増えれば嬉しいですが、6千円ではね。