#6

『87分の1の人生』

作品としての評価:3.5

 

 

 

 

 

 

 

“運命は選べないが、寄り添うことはできる”(2:00:43あたり)

 

 

〜セリフのはなし〜

 

 

今回のセリフは、物語の終盤に、亡きダニエルが(主人公の)アニエルに向けて残した手紙の内容から。

 

アルコール依存、薬物依存、両親との不仲や確執。

 

事故によって人を亡くしてしまった罪悪感や喪失感。

 

行き場の分からない後悔。

 

登場人物たちは、

 

はっきりと「被害者」「加害者」と独立して存在しているわけではなく、

 

別の角度から見れば、被害者のはずのこの人は、

 

実は加害者だったという側面も見えてきたりする。

 

そりゃあ、スマホ見ての脇見運転で事故を起こしてしまい、人を亡くしたことは悪い。

 

悪いんだけど、その後の主人公が薬物中毒から一生抜け出せない体になったとしたら?

 

もし自分が被害者の家族だったら、それくらい当然だ!とその時思うのかな?

 

こうやって加害者側にフォーカスした映画を観ると、、よく分からなくなる。

 

“運命は選べないが、寄り添うことはできる”

 

このセリフみたいに、みんな自分の運命は選べないんだよね。

 

加害者だって、

 

自分で選びたくてそういう人生を選んだわけじゃないし。

 

結局誰が悪いのか?

 

行き場の分からない感情を持って生きている人には、

 

見てほしい映画でした。

 

 

 

※もうすぐプライム対象ではなくなるらしいです。

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