3月に入りました。

 

コロナ禍の中、今年は、昨年とは違う形で、あらかじめ新型コロナウィルス対策をしながらのキャンプイン、そして、例年であれば2月下旬から開幕するオープン戦は2021年は行われず、練習試合という形で、キャンプ地の近いチーム同士で行われました。

 

ちょっとだ去年を振り返ってみると、2020年の今ごろはまだ予定通りの開幕を信じていたものの、無観客オープン戦となり、あれ?やばいかも、という後ろ向きな気持ちになっていたのが正直なところです。

 

今年は、まだ気は抜けないけど、去年の今ごろと比べて、一歩ずつ前に、力強く、そして、コロナという状況に向けて、「野球」そして「野球観戦」が進化していると感じます。

 

そして、本日3月2日、オリックス―ロッテ、ソフトバンクホークス―中日の2試合で、今年最初のオープン戦が開幕しました。

 

 

我がジャイアンツは、明日、3/3からオープン戦が開幕。キャンプ、そして、練習試合後半では背中のハリで一足先に帰京した岡本が復帰予定、そうすると、2021年初となる、梶谷、坂本、丸、岡本の2021橙魂カルテットの並びが見られるはず!

 

ということで、今日は、オープン戦開幕直前、2020年のあの4連敗からの、2021年シーズンに向けた秋季、春季キャンプ、練習試合の間の巨人を振り返ってみます。

 

 

■新戦力

2021年シーズン、今年はFAで2人、さらに、現役メジャーリーガー2人という大型補強。

 

FA新戦力:

梶谷(DeNA、外野手)

井納(DeNA、投手・先発)

 

外国人選手新戦力:

ジャスティン・スモーク(SFジャイアンツ、一塁手)

エリック・テームズ(WSナショナルズ、一塁手・外野手)

 

そして、いよいよオープン戦開幕、直前のニュースで本当に驚いたのがこちら。

 

 

田口君と廣岡君のトレード。いやー、びっくりした。

 

その他、ドラ一平内をはじめとしたルーキーの投手、さらには、ドラフト5位、高卒で王さん以来の開幕スタメンを目指す、2メートル一塁手の秋広など、かなり楽しみな新戦力が加わりました。

 

そして、もう1人。新戦力ではないですが、MLBへ挑むも、今年の移籍は封印して巨人に残留してくれたエースナンバー18番、菅野智之。万全ですね。

 

コーチに関しては、年明けに決まった桑田投手チーフコーチ補佐の存在。桑田ファンだった自分としてはかなり嬉しいです。菅野、戸郷、サンチェス、井納、畠の先発右腕候補に、ルーキー平内、伊藤、このあたりの指導に期待!

 

 

■勝手にスタメン2021(オープン戦前)

さて、新戦力の紹介はしたものの、今年はコロナ禍で新外国人選手の目処がまだ立っていないです。すでにビザを取得し、早めに日本入りしていた、サンチェス、デラロサ、ビエイラの投手陣、ムードメーカーウィーラーの4人はすでに練習試合、2軍試合にも登板するなど、開幕OK。ただ、両メジャーリーガーに加えて、CC(メルセデス)はまだ来日できていないので、おそらく開幕ベンチは絶望的。

 

という前提で、僕が今、考える巨人最強のスタメン2021です。

 

9:梶谷

6:坂本

8:丸

5:岡本

2:大城

4:吉川尚

7:松原

3:秋広

1:菅野

 

まずはなんと言っても1~4番。すでに練習試合で1~3番、とくにカジサカの同級生コンビの破壊力は素晴らしいですね。丸に関しては、去年も開幕は調子悪かったけど、しっかり結果を残すので。そして、岡本。今年は40本、どーんと打ってほしい!


5番以降に関しては、スモーク、テームズ次第というところはあるのですが、2人が来るまでは去年300打席で.270、9HRの大城に期待。

 

それから、秋広は、久しぶりにみたい若手の躍動ということで、希望的観測で入れています。現実的には、代わりにナカジか、大城をファーストに回して、キャッチャー岸田(炭谷・小林)というパターンがあるかも。あと、上記の並びだと右バッターが坂本と岡本のみなので、その点では、ファースト・レフトのどちらかは右、ということもありそう。

 

でも、両外国人が来るまでは、下位の核弾頭的に尚輝・松原コンビをずっと置いておいても良さそうな気がしています。そうすれば、上位でビッグイニングだけではなく、下位で1点をしっかり取る野球ができるはず。

 

さて、控えの選手は、亀井、若林、そして、新戦力として加わった廣岡と成長株の北村あたりが入り、そこに、重信、陽岱鋼、石川慎吾、そして、オープン戦開幕に向けて一軍に合流してきた増田大輝あたりがどこまで食い込めるかといったところでしょうか。

 

ちなみに亀ちゃんはオープン戦開幕に向けて、ややコンディションが悪いようで、もしかしたらギリギリまで調整になるのかも。そうすると左の代打の切り札は重信だとするとちょっと弱いかな。ここで、キャンプで試合にも出始めてきた山下の再度支配下登録にも期待です。

 

次に、投手陣の予想も。

 

まず、僕が考える表・裏のローテは次の通り。

 

表:菅野、戸郷、今村(畠)

裏:サンチェス、井納、高橋優(平内)

 

畠、平内のどちらかは先発に入れたいところだけども、とくに、畠は今年こそ桑田の指導で開花するんじゃないかと思っていて。

 

ただ、今年の左腕2人、今村、高橋優は、杉内クリニックで一気にブレイクの予感もしています。両左腕とも、球数減らせれば、十分7回は投げれるし。平内は、練習試合を観る限り、もうちょっと2軍で鍛えても良いのかなぁと思っています。右の先発は今はしっかりいるので。

 

続いて、中継ぎとセットアッパー、クローザー。

 

中継ぎ:鍵谷、大竹、高梨、大江(桜井、伊藤)

セットアッパー:デラロサ(ビエイラ)

クローザー:中川

 

今年は中川を9回、デラを8回の布陣で考えてみました。その前に関しては、鍵谷、大竹の右、高梨、大江の左の4人でうまく回せれば。あと、去年の宮國ポジションはしばらくは桜井で。あと、田口君が抜けた穴がなかなか大きいんですが、連投できるピッチャーとしては、誰だろう。2020年の実績だと大江になるけども、宮本&桑田コンビがどういう采配をするか、見ものです!

 

ということで、まずは、ここまでの状況を元に、2021年3月2日時点での巨人の戦力とスタメン、投手陣を考えてみました。

 

最後に、コロナ禍、そして、ニューノーマルな巨人軍としての取り組みを取り上げたいと思います。

 

まずはこちらのニュース。

 

 

巨人軍が木下グループの協力の下、キャンプ地・沖縄県、那覇市内に開設した「読売ジャイアンツ・スポーツ健康検査センター」による新型コロナウイルスのPCR検査結果です。8,000名超の検査に対し、全員陰性だったこと。素晴らしいですね。

 

そして、もう1つはこちら。

 

 

ニューノーマルな野球観戦に向け、世界トップレベルの清潔・安全・快適なスタジアムの実現を目指す「ジャイアンツ×東京ドーム デジタルトランスフォーメーション(DX)プロジェクト」。

 

詳細はこちらで。

 

 

さぁ、いよいよ、オープン戦開幕。そして、3月26日の2021シーズン開幕に向けて。

 

ともに、強く。