昨日2020年8月15日、ついに、本当についに、今年最初の東京ドーム観戦に行ってきました。

 

思い返せば、2020年3月9日、プロ野球開幕延期が決まり、そして、オープン戦の無観客試合、さらに、日本全国での緊急事態宣言、そして、6月19日に今年の開幕が決定……からの、坂本・大城の陽性判定。

 

2020年のプロ野球シーズンは、本当にどうなるかわからない、そんな気持ちで開幕しました。

 

 

 

 

 

 

そして、2020年6月19日に、この、誰もが想像しなかったシーズンが開幕、巨人は開幕3連戦3連勝、最高のスタートを切りました。

 

 

 

と、巨人の振り返りについては、6月、7月、そして、8月に入って何度も書こうと思い、頭の中でもいろいろとまとめていたんですけども、毎日、自宅でのテレビ観戦に集中し、ここまでしてきませんでした。あと、やっぱり、観戦したあとに書きたいという気持ちもあって。

 

そして、今回、2020年シーズン入っての、開幕戦以降の初試合に関するエントリを書きます。

 

ただ、今回は巨人のこと、ではなく、この、新しいプロ野球観戦スタイル下での、東京ドーム観戦の様子についてまとめてみます。

 

前置きが長くなりました。が、本当に、今年はそもそも野球が開幕するのかというところからスタートし、観客を入れた試合が開催されるのか、開催されたら東京ドームに行けるのか、などなど、一ファンとしてもずっともやもやするところがありました。

 

そして、東京ドームでの上限5,000人の観客試合、最初のカード(7/28~)の抽選は全部落選。そして、次の8/12~のカードで1人席を申し込んだところ、8/15、昨日の中日戦の席が当たりました!当選メールが届いたときはめっちゃ嬉しかった!

 

ということで、今回は、ここまでの巨人の戦い方ではなく、2020年最初の東京ドーム観戦、新しい観戦スタイルでの東京ドームの様子を中心に、お届けします。

 

こちらがチケット。いつもセブンイレブンで交換しています。

 

 

それから、今回、観戦に当たって初めて購入したのがこちら。

 

 

自撮り棒です。余談ですが、僕は自撮り棒がどうも苦手で、写真は近くにいる人に撮ってもらえばいいじゃんと思うので(最悪、手を伸ばして自分でw)、これまで一度も購入したことがなく、今回初めて。というのも、事前の注意事項に、東京ドーム内のフォトスポットなど、これまでであればスタッフが撮影してくれる場所は、新型コロナウィルスの関係で、撮影対応不可、と、共有されていたので。これも、個人的に新しい応援スタイルの1つ。

 

もう1つ、家を出る前に検温。無事、平熱でした。

 

 

そして、電車を乗り継ぎ、水道橋駅で降り、いよいよ。

 

 

ついに来ました。2020年の東京ドーム。入り口の、GIANTS PRIDE 2020のフォトが原監督、エース菅野、キャプテン坂本の3人にアップデート。テンション上がる!!!

 

そして、さっそく自撮り棒の出番。オートシャッター機能はうまく使えなかったので、iPhoneのタイマー機能でパシャリ。事前にオンラインでゲットしておいたジャイアンツマスク&橙魂2020で戦闘態勢、整ってます。

 

 

いよいよ22番ゲートへ。

 

 

今回は22番ゲートで、手荷物検査の他、検温や住所の登録など、今までにはなかった手続きが行われました。

 

 

こちらが、入場時に登録する着席する座席、氏名や住所。観戦日から2週間は保持されるとのこと(後述で、各座席にQRコードが用意されていて、そこでオンライン登録も可)。

 

 

そして、手荷物検査後、検温と情報提出をして、いよいよ入場。

 

 

写真の左の方が検温担当(非接触の体温計デバイス)、右の方はいわゆるモギリ担当の方なんですが、今は、この方が半券を切って集めるのではなく、観戦者自身が半券を切り、入り口にあるボックスに自分で入れて、それをモギリ担当の方が確認する流れに。これもまた、2020年の新しい観戦スタイル(電子チケットになればこのあたりの手間は一気に無くなるかなと思いつつ、参加者のこれまでの慣れを考えるとしばらくは紙のチケットも併用することになるのかな、とも、変にテクノロジー脳が発動してましたw)。

 

そして、入場。いやー、もう、ちょっと涙うるうるしました。入り口では、WITH FANSのボード、そして、原監督のメッセージシート(後述)、除菌シートなどが配布され、いよいよ座席へ。

 

 

入ってすぐのところでは、ジャビット君がお出迎えしてくれていました。

 

 

そして、自分の席へ。でも、その前に。今日はデイゲーム、やっぱりドーム飯を楽しみたい!ということで売店へ。

 

 

基本的にはいわゆる、スーパーとかと同じような感じで、やや近いかな?と思うところもありましたが、担当の方はフェイスシールド、また、お金の授受も基本的にトレーの上で、と、このあたりは、細かいところですが、これまでとは違っていました。

 

こちらが、今年のプロデュース弁当。

 

 

例年なら、コンプリするのもドーム観戦の楽しみの1つなんですが、今年はこのあと何回来られるかわからず、でも、そんなに食べられない!ということで、原監督プロデュースの、なだ万 ヘルシー和懐石重にしました(内容は後ほど)。

 

それから、席に向かう途中の一コマ。

 

 

このように、東京ドームのスタッフが、観客が触るであろう場所を、こまめに消毒していたのが印象的です。何度か見かけたのですが、このようなこまめな作業も新しい応援スタイルを実現するための、運営側の取り組みなんですね。ありがとうございます。

 

そして、座席へ。ただいま。やっと来られたよ!

 

ついに到着!いやー、嬉しい。さっそく、入り口でもらった原監督のメッセージ入りシートの写真を。また東京ドームの座席に座って応援できる、この感動を忘れずに。またメッセージの内容が心を打ちますね。巨人ファンで良かった。

 

 

さらに応援ボードを持って自撮りでパシャリ。自撮り、かなり難しいw

 


この日は開場直後に球場入りしたので、ちょうど中日のバッティング練習が観られました。中でも、左の大島、高橋周平を中心に、ライト方向、さらに一塁側にボンボコ、スタンド入り。今回の着席した席は、ポール近くですが、エキサイトシートの後ろ、一塁側の前から3列目ということで、かなりボールが来ました。1つはかなり近くてビビったw

 

 

例年であれば、こうした座席に入ったボールは練習・試合時ともにもらえるのですが、今年はスタッフが回収。仕方ないですね。

 

そして、席に落ち着いたところで、原監督プロデュース弁当を実食。

 

 

お品書き。

 

 

球場で食べた、という、体験値でのアップはあるにしても、この原さんプロデュース弁当、これまで数年間食べてきた選手プロデュース弁当の中で一番美味かった!ボリュームもピッタリ。また食べたい!普通に売り出さないかな :-)

 

さて、お腹も満たされ、グラウンドも試合前の準備に移ったので、2020年の東京ドーム内を見学に。とくに、絶対観たかったのがこちら。

 

 

一塁側コンコースに設置された、坂本勇人2,000本安打への道をカウントダウンする、HAYATO METER。

 

写真ではこんな感じです。

 

 

 

「HAYATO 2000」の文字が、ボールで埋まっていくというもの。こちらが「0001」。2007年9月6日です。

 

 

そして、HAYATO METERの奥には、新しいグッズ売り場の、G STOREが。こちらは入り口での消毒などが行われていました(やや密だったのでちょっと避けました(^^;)

 

 

また、HAYATE METERの向かいには、今年の企画の1つ、武人画師・こうじょう雅之氏とのコラボ画の展示も。

 

 

左から、坂本、亀井、菅野、岡本、丸。2020年の巨人を引っ張る5人の武士。カッコいい。

 

 

また、今年は東京都の駅や地区と巨人のコラボフォトも用意され、そちらのパネルも飾られていました。

 

 

そして、今年もGマークがあったので、プロフィール画像用に自撮り。

 

 

あんまりワチャワチャ移動するのもと思い、撮影タイムは以上で。早くまた、試合前や合間にドーム内を自由に行き来して、お土産探したり、飲み物買ったり、試合の内外を満喫できる日が来ることを願って。

 

さて、座席に戻って。まず、冒頭で紹介した座席登録ですが、このように、QRコード経由でのスマホオンライン登録も可能です。

 

 

アクセスするとこのような画面に。あらかじめ座席番号が入っている他、座席近くのコンコースやトイレの混み具合なども確認できました。これもまた新しい応援スタイル。そして、テクノロジー活用 :-)

 

 

あとはもうプレイボールまで待ちです。ただ、待っている間も、バックスクリーンやアナウンスを中心に、新しい応援スタイルの推奨が説明されていました。ざっとこんな感じです。

 

 

 

 

他にも、応援時、選手への掛け声や近くのファン同志のハイタッチ、座席を立ち上がっての歓声、また、巨人といえばオレンジタオルを回す、というのもすべて今は自粛。代わりに、新しい観戦スタイルとして、拍手(Clap)の活用を全面に押し出し、実際、試合前に練習も行いました。

 

 

たしかに拍手はいいですね。過去、何度か訪れたメジャーリーグの試合観戦を思い出しました。

 

それと、今現在、東京ドーム内はアルコール販売は禁止。ビールを片手に野球観戦!も楽しみの1つでしたが、今はノンアルコールビールで我慢(ただ、あまりトイレに行くのもと思い、結局2杯でしたw)。

 

 

さあ、もうすぐプレイボール。ですが、その前に、この日は6、7月の月間MVPを受賞したエース菅野の授賞式を。おめでとう!このあともずっと取り続けて!

 

 

 

この日のレジェンズシートは平成の大エース斎藤雅樹さんでした(右)。

 

 

試合前のウォーミングアップを終え、ベンチに戻る2人。令和の巨人を引っ張っていく、岡本と吉川尚輝。

 

 

グラウンドキーパーの方たちもマスクスタイル。

 

 

そして、バックスクリーンに「GIANTS PRIDE 2020」の文字が映し出されました。いよいよスタメン発表です。

 

 

 

この日のスタメン紹介から、2020年の登場ビジュアルをどうぞ(巨人ファン向け)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、原監督。

 

 

肩慣らしする、先発、田口君。

 

 

そして、スクリーンには、2020年のシーズン前からの、まったく先の見えない状況からの開幕、そして、制限付き観客数での観戦までの日々の映像。

 

 

最後に、この文字が。

 

 

やばい。今日イチのテンション。ただいま!

 

その後の試合について、動画で雰囲気をお届けします。

 

巨人のチャンス。ドームのスピーカーからチャンステーマが流れ、みんなで拍手で応援!

 

 

ラッキーセブン、闘魂こめて!今年も聞けたよ。

 

最終回、ウィーラーのホームラン。早くまたオレンジタオルが回したい。

 

 

その他、試合の雰囲気の写真を何枚か。まずはこちら。

 

 

 

そう、今年の期待の助っ人、パーラシャーク。念願のシャークダンス、みんなと一緒に東京ドームでできました。嬉しい!!!(パーラは試合後、膝の具合が悪く、いったん登録抹消。早く良くなって戻ってきて!)

 

この日は、一塁側、前から3列目のこの目線での応援でした。ライト方向の打球はかなりちかく、後述の最後のウィーラーのホームランは気持ち良かった!

 

 

坂本。シーズン最後まで、巨人を引っ張っていってくれ!キャプテン!!

 

 

丸。だいぶ調子が戻ってきたね。

 

 

ウィーラー。最近の活躍、そして、あの明るさが最高です。

 

 

こちらは、巨人の伝統的な19番を引き継いだ、田中豊樹。まだまだ荒削りだけど、今後の成長に期待。

 

 

さて、試合は残念ながら、4-7で中日に惜敗。残念無念。

 

 

 

観客数は4,953人。ちなみに、僕は1人席、列で言うと一番左端に座っていて、右2つ空けて、別の1人観戦、前後2列およびその隣には人がおらず、通路を挟んで反対側に、2名の別の観客がいる感じで、まったく関係ない人が隣通しになる、というのは、僕の周りではなかったです。かなりゆったり座れました。

 

それから、試合後、分散退出のお願いが何度も繰り返されていましたが、このあたりは、さすが野球ファン!と誇れるぐらい、まったく混乱がなく、逆に、自然とバラけていて、僕が帰るタイミングでは、出口には人が並ばず、バラバラと、回転ドアを抜けていく感じ。

 

加えて、JR水道橋駅も全然混んでいなくて、その後の総武線も空いていました。ふだんの野球観戦後の状況とはまったく別物。やはり、5,000人限定という数字的な制限の影響が大きく、その他、個人的には、ファンが一人ひとり、あたらしい生活様式に適用し始めているのかなとも思います。

 

何より、そのために環境整備をしている、関係者の皆さんの尽力のおかげですね。

 

以上、2020年最初の東京ドーム観戦、新しい応援スタイル下での観戦の様子をお届けしました。

 

目についた所、気がついた所などを紹介しつつ、まとめてみました。

 

最後に。

 

東京ドームで無事観戦できたことに、巨人・中日の選手や監督・コーチ・スタッフ、たくさんの関係者の皆さんに本当に感謝です。まだまだ収束の気配が見えない中で、新しい応援スタイルの実現のために、これまでにない準備や対応がたくさん観られました。もちろん、目の届かない裏側にもいろいろあったはず。とくに東京ドーム関係者のスタッフの方たちの細やかな尽力が素晴らしかったです。本当にありがとうございました。

 

そして、改めて、目の前で観る野球の試合は最高!

 

これまでは応援団とともに、身体全体を使って、声で、腕で、全身で応援していた形だったものが、今は制限されています。しかし、代わりに球場の音、球場の声が、本当によく聞こえて。

 

ボールがミットに収まる音、打球音、選手同士の声がけなど、今まで聞こえなかった音が聞こえ、その分、いつもの観戦よりピッチャーやバッター以外の、全体を見渡すという違った体験もできたし。味方チームの攻撃時の、投手の肩慣らしのボールの音、あれ、思った以上に響くし、中日のロドリゲスの、ベンチ前の投球練習、音が迫力あった。手強い。

 

そして、試合に戻って、巨人の選手がヒットを打ち、得点圏に進んだときのチャンスのときのワクワク感、そして、得点が入ったときの高揚感、あの、気分の盛り上がり、あれはやっぱり球場での観戦ならではです。最高!

 

でも。

 

負け試合を観るのは超悔しい!めっちゃ悔しい。自宅でテレビで観る負け試合の何倍、いや、何十倍も。くそー!!!くーー!!!!最初のノーアウト満塁で一気に逆転しておきたかったよ!!!w

 

こんな気持ちになれるのも、野球観戦の醍醐味(でも負け試合を観るのはヤダ)。

 

絶対また観に来よう。そして、また去年までと同様に、気軽に野球観戦できる日が早く訪れますように。今回初めて1人観戦をして、ゆっくり観られるという新発見はあったものの、やっぱり応援は巨人ファン同志みんなで応援して、一体感を共有するのも、また、野球観戦ならではの体験!ニューノーマルでの野球観戦で実現できますように!!

 

レッツゴー!!!ジャイアンツ!!!!!

 

 

ps

そして、少しだけ、改めて現地で野球を観ての気持ちとこれからの個人的な考えを。

 

正直、新型コロナウィルスについてはまったくわからず、この先もずっと続くかもしれません。ですから、少しでも自分や自分の家族が罹患するリスクを減らす、その前に、日々健康的な暮らしをして、発症しない身体をキープしておくことが大事、そのための日常生活を心がけていこうと思いました。

 

その中で、今回の野球観戦で。経済のこと、人の楽しみのことなど、いろいろな要素が含まれる野球観戦が、この先どうなるかわからないけれども、リスクを減らし、その後の万が一の対応もできるようになるのであれば、新しい応援スタイルでの野球観戦が、“ずっと”実現してくれることを願います。自分の中で大事なのは、このずっとの部分。持続性。たとえ、今のように観客数が制限されたとしても、経済合理性を含め、持続できるのならぜひに。そのためにはオンラインやテクノロジーの活用はまだまだできそうな気がしています。

 

ちなみに万が一の対応という意味では、巨人は開幕直前に陽性反応が出た選手が2名いましたし、また、先日、ソフトバンクの選手や関係者が陽性となったあとに、事後対応を進めながら、今、模索しながらの中、シーズンが進んでいます。ファンとしては、まず、選手や関係者の方たちが安心して試合できること、そして、ファンも1人でも多く、野球場に足を運べる状況であることを願っています。

 

すごく大上段な感じで、誤解を恐れずに書いてしまうと、今は、日本や世界に暮らす全員が、実験的な日常を過ごしていると思っています。だからこそ、実験の中の、新しい日常生活の形を模索するとともに、過去にできたことを、新しい姿で実現できたらいいなと思います。ですから、実験中でも何かしらのルールがあって、万が一、そのルールに抵触したらそれに従うことも僕はまた大事、と思います。

 

pps

(こちらは軽い内容の追伸w)

まもなく2020年シーズンも4割の試合が消化されるので、次の野球エントリこそ、ここまでの巨人の戦いぶりと、今後の展望について書こうと思います。

 

それから、巨人の様子と言えば、以下のインスタアカウントをフォローしておくと、日々の様子が楽しめますのでおすすめです!

 

まずはこちら。巨人軍公式アカウント。練習風景など、観られます。これは今シーズン初の、亀井選手のサヨナラヒット!

 

 

フリーアナウンサー佐藤由希さん。ドームのレポートを始め、ジャイアンツ情報満載です。