7月も中盤、プロ野球2019シーズンもオールスターが終わり、いよいよ明日7/16から後半戦がスタートです。

 

この間、ジャイアンツは徐々に勢いを増し、前半戦終了時点で2位に9.5ゲーム差をつけての首位キープ。僕自身、毎試合、ここ数年の中で本当に楽しい毎日を過ごしています。

 

一方で、ブログを書くのを疎かにしていたので、2回に分けて交流戦と前半の振り返りをしてみたいと思います。

 

まずは交流戦から。

 

結果は上記の通り。今年も例年同様、パ・リーグがセ・リーグを圧倒しました。その中で、巨人、横浜DeNAの2チームが奮闘。とくに巨人は貯金を4上積みし、交流戦前の4と合わせて、貯金8、2位広島と1.5ゲーム差の首位で、オールスター前までの11試合に臨むことになりました。

 

この交流戦、いろいろありましたが、個人的にキーとなった試合を3試合ほど。

 

まずはなんと言っても交流戦1試合目の東北楽天戦。

 

この試合、1-2で負けている9回、岡本のヒットのあと、ビヤヌエバの起死回生の逆転2ランホームラン。ここから今年の交流戦、巨人の勢いが付きましたね。もっというと、この2試合前の中日戦、ビヤヌエバが田島から打った同点グランドスラム、ここは今シーズンここまでのターニングポイントのように思います。

 

続いて、2試合後の同じく東北楽天戦の3試合目、桜井の快投。ここは大きかった!ドラフト1位の実力を発揮。まさに、ベールを脱いだ、そんなピッチングがぴったりの投球でした(もっと早くベールを脱いでくれていても良かったのにw)

 

冗談はさておき、今シーズン最初の中継ぎ時代と比べて、かなり大胆になって、先発ローテの一角を十分担える投手になってくれました。

 

そして、交流戦で結果的に3位になれたもう1つの要因、それが打のヒーロー、若林ですね。その活躍の第1歩、それが、3試合目のキーとなった、ロッテとの初戦です。

 

この日は若林の2ランで追いついて、5回に岡本、大城の連続タイムリーで勝ち越し、ここで交流戦4戦を3勝1敗で乗り切ることができ、最後のソフトバンクの前までの5カードすべて2勝1敗の勝ち越し、10勝5敗で乗り切ることができました。

 

それから、個人的には岡本の存在がすごく大きかったと思います。今年は、昨年の結果に比べて落ちている部分が多く、周囲の声もうるさそうですが、まず、交流戦に関しては勝ち試合の多くで岡本のヒットやホームランが重要な得点につながっているから。

 

一方、交流戦では坂本が絶不調で、おそらく疲れからとは思うものの、正直心配ではありました(その後、次のブログでも書くけど、また調子を取り戻してくれて良かった)。

 

先発菅野も、交流戦から復帰、結果的に3試合の登板で2勝1敗だったことを考えれば、菅野の期待値よりは全然低いけど、僕はエース=勝てるピッチャーという点では、十分頑張ってくれていると思います。代わりに山口俊、桜井が安定していたのも良かった。

 

あとはリリーフ陣が1戦1戦整い始めてきたのがいいね。中川はこういう経験ははじめてのシーズンで、ロッテ戦では失点や敗戦もあって明らかに疲れは見えているんだけど、ここを乗り越えて、ぜひ、シーズン最後に胴上げ投手の大役を担ってほしい。

 

ということで、最後のソフトバンク戦で負けてしまい、令和初の交流戦チャンピオンは逃したものの、交流戦3位、セ・リーグでは奪首に成功した、非常に良い18試合だったと思います(トップの写真はジャイアンツ公式サイトから)。

 

数字で見ても、11勝のうち、4試合は先生された試合の逆転。ここに今年の強さがあると思っています。

 

去年までの坂本+岡本の攻撃以外に、この2人がいなくても、新鮮力の丸、そして、ベテラン亀井を含めた、亀井、坂本、丸、岡本の並び、その後ろは日替わりではあるものの、大城、若林、ビヤヌエバ、炭谷&小林、控えの陽岱鋼、さらに、交流戦はDHで活躍、そして、代打の切り札としてベンチの守護神となっている阿部慎之助などなど、とにかく点を取れそうという雰囲気がつねにあるのがすばらしすぎます。一ファンとして、本当にワクワクする毎日が続いています。

 

さて、最後に、今年の交流戦の観戦記。

 

■2019シーズン観戦記その3

今年の交流戦は1試合のみ、現地観戦しました。

 

5試合目

× 巨人 3 - 4 オリックス(2019年6月19日@東京ドーム)

 

オリックスとの3連戦、2試合目。ここまで交流戦奇数カードの2試合目は田口君が先発でしたが、2試合ともやや安定せず、この日はプロ入り初勝利を目指す、20歳(現21歳)の高田萌生君。投手としては小柄ながらも、勢いのあるフォーム、切れのあるストレートとコントロールで勝負するピッチャー。

 

 

残念ながら4回3失点で降板、プロ初勝利はお預けとなりましたが、まだまだ伸びるはずだから、2軍で鍛えてまた戻ってきてくれることを期待しています!

 

試合は、岡本のHRで追い上げ、7回代打中島の2ランで同点、この勢いならサヨナラか!と思ったんですが、この日、1軍復帰のクックがピリッとせず、8回に勝ち越されて、9回、2死1、3塁まで攻めるも惜敗。残念。

 

この試合は、アランチョ・ネロ・ビアンコ(橙・黒・白)のイベントデイ。

 

 

5回を終えての球場一体となってのタオル文字。

 

オフィシャル写真はこちら。

 

 

 

ちなみにこの日は、弁当ではなく、丸プロデュースのピザを食べました。これ、サイズ的にもちょうどいいし、ビールにも合うし、また食べたい。

 

 

 

あと、丸ユニも買っちゃった。

 

それと、このオリックス戦、残念ながら負けてはしまったものの、オリックスファンの応援がとても気持ち良く、双方、点を取ったときには喜び、点を取られたら応援しているチームの選手を鼓舞する、清々しい応援合戦を体験できました。

 

なんでこんなことを書くかというと、今シーズン、ここまで5試合のうち4試合観たセ・リーグの試合(阪神×1、ヤクルト×2、中日×1)、3勝1敗で僕が観ている中では巨人が勝っていて良かったものの、球場での相手チームのファンの応援が本当にひどいから。

 

何あれ。せめて、攻撃しているチームの応援時ぐらい、だまっとけ、って思うことが今年はとくに多くて。巨人に対するひがみなのかなんなのかわからないけど、残念なファンがいるなぁと思います。あの、「くたばれ○○」とか、どうなんでしょ。

 

そういうこともあった中での、オリックスとの試合。巨人が負けて悔しかったけど、双方の応援については気持ち良く、野球の醍醐味を楽しめました。アランチョ・ネロ・ビアンコも、巨人ファン・オリックスファン、球場全員で楽しめたのが本当に良かった!

 

ちなみに先に書いておくと、7月3日に中日戦を観戦し、巨人のサヨナラ勝ち!中日はちょうど応援でのお前騒動があったあとではあるものの、正直、後ろにいた中日ファンはひどすぎた。ノーアウト満塁を無失点で切り抜けた岡田を褒める前に、最後に三振した亀井ディスとか(1つの例ですが)、だいたい、味方の応援ではなく、巨人ディスりしかしていなかった。

 

応援チームの選手の応援じゃなくて、相手チームの選手をディスったり、相手チームが応援している最中に、余計な替え歌とかでかぶせてくるとか、ああいうの、本当に残念。全員がそうとは限らないけど、今年はたまたまなのか、周りでよく見かけます。

 

こういうこと、今まで書いてこなかったけど、やっぱり、気持ち良く楽しみたいから。他のチームのファンの皆さん、もうちょっと、素直に気持ち良く、野球を楽しんで応援しましょうよ。よろしくおねがいします!