いよいよ2018年もあと2日。
そして、平成最後の大晦日を迎えます。

この1ヵ月はとくに「平成最後」をキーワードにいろいろな話題が上がり、また、たくさんのTV番組や各種メディアのコンテンツが創られていました。

そんな中、個人的に興味深かったのがフジテレビ系列のS-PARKの平成最強バッター/ピッチャー特集。



こちらはそのときの番組の結果です。これを観るだけでも、平成30年のあいだにたくさんのプロ野球選手が生まれ、そして、ヒーローが誕生したことがわかりますね。

ということで、番組に触発されて、自分でもTwitterFacebookで投稿していたのですが、今回改めてブログでもまとめてみたいと思います。

まずは、自分が選んだ、平成最強のバッター&ピッチャートップ10。
数字は2018年シーズンオフ時点での通算or最新成績です。

バッター
1 イチロー(1992 - [2001 - ])
 .353 118HR 529打点 1278安打 199盗塁 951試合
 .311 117HR 780打点 3089安打 509盗塁 2651試合

2 松井秀喜(1993 - 2012[2003 - 2012])
 .304 332HR 889打点 1390安打 46盗塁 1268試合
 .282 175HR 760打点 1253安打 13盗塁 1236試合

3 松井稼頭央(1995 - 2018[2004 - 2010])
 .291 201HR 837打点 2090安打 353盗塁 1913試合
 .267  32HR 211打点  615安打 102盗塁  630試合

4 山田哲人(2012 - )
 .301 167HR 485打点 927安打 135盗塁 822試合

5 金本知憲(1992 - 2012)
 .285 476HR 1521打点 2539安打 167盗塁 2578試合

6 柳田悠岐(2011 - )
 .320 150HR 502打点 921安打 139盗塁 840試合

7 中村紀洋(1992 - 2014[2005])
 .266 404HR 1348打点 2101安打 22盗塁 2267試合
 .128   0HR    3打点    5安打  0盗塁 17試合

8 小笠原道大(1997 - 2015)
 .310 378HR 1169打点 2120安打 63盗塁 1992試合

9 内川聖一(2001 - )
 .307 184HR 916打点 2043安打 38盗塁 1840試合

10 阿部慎之助(2001 - )
 .283 399HR 1258打点 2085安打 13盗塁 2187試合


ピッチャー
1 野茂英雄(1990 - 2008[1995 - 2008])
 3.15  78勝 46敗 1S 0H 1051.1回 1204奪三振 139試合
 4.24 123勝 109敗 0S 0H 1976.1回 1918奪三振 323試合

2 松坂大輔(1999 - [2007 - 2014])
 2.99 114勝 64敗 1S 0H 1459.0回 1408奪三振 216試合
 4.45  56勝 43敗 1S 3H  790.1回  720奪三振 158試合

3 ダルビッシュ有(2005 - [2012 - ])
 1.99 93勝 38敗 0S 1H 1268.1回 1250奪三振 167試合
 3.49 57勝 45敗 0S 0H  872.1回 1070奪三振 139試合

4 田中将大(2007 - [2014 - ])
 2.30 99勝 35敗 3S 0H 1315.0回 1238奪三振 175試合
 3.59 64勝 34敗 0S 0H  824.1回  798奪三振 132試合

5 斉藤和巳(1997 - 2013)
 3.33 79勝 23敗 0S 0H 949.2回 846奪三振 150試合

6 岩瀬仁紀(1999 - 2018)
 2.31 59勝 51敗 407S 82H 985.0回 841奪三振 1002試合

7 菅野智之(2013 - )
 2.17 76勝 41敗 0S 0H 1086.1回 963奪三振 154試合

8 黒田博樹(1997 - 2016[2008 - 2014])
 3.55 124勝 105敗 1S 0H 2021.2回 1461奪三振 321試合
 3.45  79勝 79敗 0S 0H 1319.0回  986奪三振 212試合

9 石川雅規(2002 - )
 3.87 163勝 157敗 0S 3H 2670.1回 1524奪三振 449試合

10 山口鉄也(2007 - 2018)
 2.34 52勝 27敗 29S 273H 639.2回 509奪三振 642試合

※選手名が赤い人は、実際に球場で観たことがある選手です。

まず、バッター編から。

イチロー、松井秀喜、松井稼頭央は自分の中ではもうトップ3。揺るがないです。

イチロー、松井に関して言えば、プロ入りの段階から今まで、ずっと応援できたことを誇らしく思いますし、両選手とも、NPB時代、MLB時代、生で観戦できたこと、イチローに関してはWBCで出場した3大会すべて(日本予選ではありますが)球場で応援できたことは、自分にとってもすごくすごく嬉しい思い出です。

この先、とくにイチロー、松井を超えられるポテンシャルを持っているとしたら、大谷、そして、山田哲人かな、と。

そういった期待値を込めて、山田は4位に(大谷はまだ数字的な成績は残せてないので、圏外にしています)。山田のトリプルスリーを26歳の時点で3回達成しているのはヤバすぎ。来年はまたトリプルスリー、さらにHRと盗塁に関しては初の40-40を目指してほしいです。

続いて、5位以下。

まず、引退した選手としては、金本、中村紀、小笠原は巨人ファン目線で観ていても、いつもいいところで打っているなーというのと、怪我をしないという点でこの順位にしてみました。

とくに小笠原は巨人に来てから、最高の仕事をしてくれていたんじゃないかと。2013年6月5日、登場ドームでの増井から打った代打サヨナラホームラン、あれは忘れられない。球場で観戦していて、東京ドームが揺れました。いま思い出しても鳥肌が立ちますね。

一方、山田以外の現役選手も何人かを選出しています。

柳田(6)、内川(9)、阿部(10)を選出。内川、阿部に関しては正直衰えが見えるものの、もう一花咲かせてほしいです。とくに内川は来年怪我がなければまた3割は確実に打てそうです。阿部も休みながらで良いので、ここぞ!の一本に期待。

柳田は、怪我さえなければ、この世代を山田と2人で争う、最強のバッターになると思っています。

その他、圏外で。

まずは坂本。巨人ファン、そして、坂本ファンとしてはトップ10には入れたいとは思ったんですが、今回は「最強バッター」という観点で選んだため、あえて圏外です。

それでも、ヒットマン、そして、リードオフマンとしては世代随一。2,000本安打達成後に、この順位に入ってくるかも。少なくとも21世紀縛りで行けば、トップ3に入るバッターです。

あとは引退した中では、城島健司、松中のダイエー・ホークスコンビも悩みました。現役としては、坂本以外に、筒香、秋山、鈴木誠也あたりも。ベテランの福留や青木もけっこう悩みました(WBCの印象が強いのと、今なお主軸でもあるので)。


続いて、ピッチャー編。

平成という縛りで行くと、番組でも選ばれていた松坂がすごいのかなとも思いつつ、僕は、野茂の、あの衝撃は忘れられないので1位に。高校時代、川崎球場で生の野茂のピッチングを観られたのは、自分にとって大きな宝物です。

そして、FB/Twitterでは斎藤雅樹を2位に入れてしまっていたんですが、彼は昭和世代だったので(勘違いしてました汗)ここでは外して、松坂を2位、以降繰り上げています。

現役勢としては、とにかくマー君が頭一つ抜けているかな、と。

そして、ダル。怪我の復帰がどうなるか次第ですが、トミー・ジョンから復活するピッチャーは多数いますし、ポテンシャルからすればいずれ1位にもいけるぐらいの凄さではあるので、4位にしています。

5位の斉藤和巳は、まさに瞬間的ではありましたが、2003-2006の4年間はすごかった。怪我さえなければ……

6位にリリーフ勢から岩瀬を選出。ここは難しかったんですが、400セーブ超えって、超人ですよね。イチローの安打記録と並ぶぐらいの凄さじゃないかと。しかも自分と同い年っていうところに尊敬の念を抱きます。

7位の菅野。2017、2018の2年だけで観れば、おそらく日本最強のピッチャー、マー君と並ぶと思いますが、巨人ファンとして、2014-2016の勝負どころで勝てないのを観てきたがゆえにこの位置です。でも、近い将来、野茂、松坂に対する気持ちと同じような、すごいピッチャーになってくれることを楽しみにしています。

8位以下は本当に悩んで、どうしようかな、というところで、8位黒田、9位石川、10位山口を選んでいます。黒田については成績からしてもレジェンドであることは異論がないかと思いますが、この3人に共通しているのは頑丈な身体。10位山口に関しては、最後の1年は怪我で未登板ではあったものの、この3人はとにかく先発・リリーフ、どちらの立場でも与えられた役割を1年間通して全うし、しかも、それが1年だけではなく、継続して毎年続けられている点で選出してみました。

悩んだのは、大魔神佐々木です。一応、調べたので成績だけ貼っておきます。

11 佐々木主浩(1990 - 2005[2000 - 2003])
 2.41 43勝 38敗 252S 0H 627.2回 851奪三振 439試合
 3.14  7勝 16敗 129S 0H 223.1回 242奪三振 228試合

その他、現役勢では、藤浪、千賀、則本、和田、岸、岩隈、宮西、来シーズンからMLB入り予定の菊池雄星あたりを、引退してしまった中では西口、三浦大輔、杉内、高津あたりも悩ましかったです。

以上、思いっきり主観で、平成最強バッター/ピッチャーをまとめてみました。引退した選手も、現役選手も本当にすごい!そして、MLBで引退した超一流プレイヤーって、今のところ、野茂と松井秀喜だけなんですね。さすがレジェンド。

 

守備位置・打順でいうとこうなるのかな。

 

9:イチロー

4:山田

3:小笠原

8:松井秀喜

5:中村紀洋

DH:金本(内川)

7:柳田

2:阿部

6:松井稼頭央

1:野茂

 

やべー、まじやべー。このチーム、最強すぎる!!!(自分で選んでるんですがw)


2018年、また多くの選手が引退し、若い選手が来年から入団します。平成の次の時代に活躍する選手は誰になるのか、そして、僕たちをワクワクさせてくれるのか、今から楽しみですね。

(おまけ)
楽しみと言えば、球場での野球観戦と球場飯も。個人的には2016年の東京ドームプロデュース弁当のバランスがなかなか良かった印象です。あとはもうちょっと量を減らしてほしいかな(すごいボリューム多いのでw)