今日で43歳です。今年は3連休明け、平日ということで日中は普段どおりに仕事でした。この“普段どおり”っていうのは年々大事なことだなーと思うようになってきました。

 

さて、毎年、誕生日にはこれまでの思いと、歳を重ねた1年、そして、その先についていろいろと書くように心がけていて、今年は元旦に書いたエントリにもあるように「先発完投」を抱負として頑張っていこうと思っています。

先発完投とは、野球用語で、ピッチャーがその試合の1回から投げ、最後まで(延長戦がなければ9回まで)投げきることを意味します。

 

では、なぜこの言葉を選んだか――別に、すべてを自分一人で全部やりきりたいというのではなくて、仮に先発したとしたら先発投手の役目と同じく、最後まできっちりと投げ切る気持ち、そして、投げきるためのペース配分をする、ことを目指したいからです。

 

なので、ちょっと意味はズレますが、仮にピッチャーであれば先発でなくとも、中継ぎでも抑えでも、与えられたイニング、状況をしっかりと投げきる、ゴールを目指すことを意識的にやっていきたいな、と。野手であればフルイニング出場でもいいですし、代打の一振り、送りバント、代走で盗塁、とにかく、自分の役割をきっちりと果たす、それを繰り返すことができる、という意識と行動を意識的に実践していきたいと考えています。

 

43年も生きてくると、良い意味でも悪い意味でもそこそこバランス良くできると思っていて(まだまだなところはあるにしてもw)、それを自分なりに少し上のレベルに上げる意味で、先発完投という言葉を選んでみました。

 

あと、先発完投を選んだもう1つの理由は年齢に伴うこと。40過ぎ(というか30中盤以降)に書いている過去のエントリでも触れているように、公私どちらの状況でも年々体力的には衰えを感じていて、それを気力や経験でカバーしている面は否めません。

 

こう書くと老いぼれの弱音っぽく聞こえちゃうかもしれませんが、そうではなくて、体力のカバーを気力や経験でカバーすることはもちろんのこと、たとえば仕事で1週間、2週間とハードになりそうな気配を感じたのであれば、あらかじめ体力を温存するだったり、ここは踏ん張りどきという判断をするタイミングであれば、120%の力を出し切る、みたいな。逆に、何か難しそうと感じたときに止める選択肢や代案があるのであれば、それを選ぶみたいな。

 

以上、かなり漠然ですが、仕事にしても遊びにしても、これから迎える40代中盤、50代に向けて、納得と満喫するための日々を過ごすための「先発完投」の意識、これを心がけたいです。

 

もう少しだけ野球ネタを引っ張りますw 先発と書くとすべてを自分一人でと捉えられるかもしれませんが、そういう意味は今回の抱負の中にはなくて、あくまでポジションとしてピッチャーが好きなので先発完投を選んだ次第。

 

で、野球であればピッチャー以外の野手、控え、チーム、ファンがいるわけで、先発=当事者と位置付けて、周囲とのコミュニケーションも図っていきたいな、と。結果としての先発完投。一方で、誰とでも八方美人に付き合ったり、無理やり合わせるようなことでバランスが崩れる(あるいは崩れる可能性がある)のであれば、そこは無理して合わせないという選択も、今まで以上に意識して行動したいです。去年の流行語で言うところの忖度をしすぎないこと、でしょうか :-)

ということで、今年は少し長めの文章で、43歳としての、そして、43歳以降の抱負と心構えを書いてみました。


今年もまた歳を重ねることができました。改めて、妻、家族、友人、知人、周囲の皆さまに感謝です。 

 

 

43歳の1年もよろしくお願いいたします。

 

ps

バースデーディナーは、素敵なお店で最高の寿司でした。

 

 

鮨 竜介