2016年に観た映画の振り返りです。

 

2015年版はこちら→2015年に観た映画の振り返り――マイ・ベストは『ワイルド・スピード SKY MISSION』

 

まずは今年観た作品一覧から。
(時系列に新しい順です)
 

- マダム・フローレンス! 夢見るふたり
- ブルーに生まれついて
- ジュリエッタ
- 人間の値打ち
- ジェイソン・ボーン
- 怒り
- ハドソン川の奇跡
- シン・ゴジラ
- ヤング・アダルト・ニューヨーク
- トランボ
- ブルックリン
- DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT”
- フラワーショウ!
- シビル・ウォー
- スポットライト
- X-ミッション
- スティーブ・ジョブズ
- さらば あぶない刑事

 

全部で18作品。ひさしぶりに20作品以下の鑑賞となりました。それから、今年は『君の名は』や『この世界の片隅に』といった邦画アニメ作品に注目が集まりましたが、観る機会がなく(あとおもったよりそそられず)。

 

全体的には全国ロードショー系作品と海外作品の単館系で50:50ぐらいの割合でした。

 

■2016年マイ・ベストは『さらば あぶない刑事』

今年のマイ・ベストは、振り返ってみれば、一番最初に観た『さらば あぶない刑事』でした。

 

 

これはもう、思い出補正が強いのもありますし、自分自身が生まれ育った横浜の、しかも南側が舞台となって、なんていうかいろいろな感情移入ができたのが一番の理由です。

 

タカ、ユージの二人のあの演技、年をとっても、このコンビが生み出す空気感、それを取り巻くカオルやトールといった人物像の関係性が、久々に観てもすぐにあの時代に戻れるぐらいのインパクトが残っていました。

 

最後のエンドロール、その前の、二人のジャンプシーン、もう、自分が昭和に戻ったような感覚です。これで終わりなのか、あるいは、またまた、さらばを言ってくれるのか、わかりませんが、時代を越えて自分の感情をゆさぶってくれたことで今年のベストに選びました。

 

『さらば あぶない刑事』

http://www.abu-deka.com/

 

続いて、今年のマイ・トップ5。

 

1位:さらば あぶない刑事

2位:シン・ゴジラ

3位:怒り

4位:ハドソン川の奇跡

5位:スポットライト

 

2、3位は邦画から。

 

『シン・ゴジラ』に関しては、そんなに興味がなかった中、自分のソーシャルネットのタイムラインでこれでもかって出てきたので、まずは観に行ってみた結果、めっちゃ面白かったです。僕はエヴァンゲリオンを知らないのですが、知っている人曰く、それらをフィーチャーしている内容とのこと。個人的には、エヴァではなくて、踊る大捜査線の世界観だったかなー。それと、蒲田近辺はこれまで、実家から出て住んでいる街の近辺でもあり、その観点からもハマれました。

 

3位『怒り』、これは最初の15分ぐらいはダメ作品じゃないかと思っていたのが、まさかの展開。やはり俳優陣の演技がしっかりしていること、また、作品のストーリーコンセプトがぶれないところが印象的でした。観たあとの、気持ち的には悪くなる感じも含め、以前見た『藁の楯』と同じような、俳優陣の演技が映画作品として、クオリティを上げた作品だったように思います。

 

4位、5位はいずれもアメリカ映画、事実に基づくドキュメンタリータッチの作品です。これは僕の主観かもしれませんが、アメリカ映画は大統領の任期が終わる年になると、今まで表に出しづらかった内容が増え、歴史的な観点からも興味深い作品が増えてくるように思います。

 

■2016年は映画館以外でも

今年は鑑賞数で言うと、昨年の半減近くまで減りました。映画に行く時間が減ったというのもありますが、それ以外に、Amazon FireTVを購入し、それで過去の作品だったり、ドラマを見ることが増えたのが、結果として劇場で映画を見る時間が減ったのかも。

 

来年はまた30作品ぐらい観にいきたいなー

 

(記録。カッコ内は機内鑑賞)

2009年 17作品
2010年 20作品(3)
2011年 25作品(2)
2012年 33作品(4)
2013年 37作品
2014年 30作品
2015年 34作品

2016年 18作品