先週,GMOテクノロジーブートキャンプ2016にてヒトコマのプレゼンをしてきました。

GMOテクノロジーブートキャンプ 2016
http://recruit.gmo.jp/gtb/

これはGMOインターネットグループが新卒エンジニアの技術力向上・適性判断を目的に開催している社内向けカリキュラムで,今年でたしか3回目?かな。

今年から社外の方のプレゼンも盛り込むということで,友人の稲守さんから頼まれお話させていただきました。

タイトルは「Web、メディア、そして、コミュニケーション~社会人として考えてみる」というもの。

端的に言うと,普段僕が飲みながらいつも稲守さんにしている説教のようなものネットやコミュニティ話です。まずは稲守さん,貴重な機会をいただきありがとうございました!

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で,まず,今年の新卒って何歳だろうと思って調べてみたところ,4大を現役で卒業していると1993年生まれ。

「1993年ってついこの間じゃん!」「夏の日にみんなが“ドラマティックにSay Love”とか“ミステリアスにSo Tight”とか言ってたときじゃん」と思いながら,資料づくりをしました。

一部公開していいかどうかわからないので資料の公開は控えますが,流れとして,90年代後半~現在までのメディアの変遷,それに伴う行動や価値観,コミュニケーションの変化について

パソコン→インターネット→携帯電話→ソーシャルネットワーク→コミュニティ→スマートフォン

という流れから,その間起きたこととして

・情報発信と参加すること
・コミュニケーションの変化
・衣食住への影響


の3つをトピックを取り上げ事例とともに紹介しました。資料をつくりながら,たかだか四半世紀でこんなに変化があるのかというのを改めて実感しました。

前半はそういったいわゆる歴史振り返り的なことで,後半は自分の体験談を中心に。

今回のプレゼンで稲守さんから「外の出る・人と会うことの楽しさや価値」みたいなところも伝えてほしいと言われていたので,とくに自分の体験談を中心に一方的に話させてもらいました。とくにいろいろなきっかけとなった「オープンソースソフトウェアとコミュニティ」のことを多めに取り上げながら。

実際のところ,僕自身はエンジニアでもないし,デザイナーでもないし,オープンソースソフトウェアを直接開発できるスキルはないけども,入社から10年間『Software Design』の編集に関わったり,その後も『Web Site Expert』や『gihyo.jp』の企画・編集,さまざまなイベントの取材,さらにはここ数年はコミュニティの運営を通じて,オープンソースソフトウェアや,それを取り巻くコミュニティに触れられ,そしてたくさんの人達と出会えているので,そういったのを改めて資料としてまとめました。

内容的にはこのブログでも書いていることをまとめた感じです。

コミュニティやネットワークのことについて考えてみた
http://ameblo.jp/tomihisa18/entry-12154427018.html

日本の人口減少とネットコミュニティとアクティブ率
http://ameblo.jp/tomihisa18/entry-12133296537.html

イベントやコミュニティに関する世代の話
http://ameblo.jp/tomihisa18/entry-12110759771.html

電子出版とコミュニティのこと~大阪のまにフェスP4に参加してきました
http://ameblo.jp/tomihisa18/entry-12108597967.html

話を戻して。

結論は「(社内外問わず)仲間を作ろう」という,某ジャンプの人気連載と同じようなテーマでまとめました。茶化しとか関係なく,本当にそう思っています。

「仲間を増やす」っていうのは,自分自身,世代問わずに大事なことだと思ってますし,若くて仲間がいないとしても,また,無理には仲間を増やす必要はないとは思うけど,実体験としては,この先何年,何十年の間に一人でも仲間が増やすことができればいろいろ充実するように思います。とくにこのネット時代であれば。あと数だけじゃなくて,濃さも意識しつつ。

自分自身は(ネット登場以前から,登場以降,ネットや技術の進化・変化とともに過ごせているという意味で)生まれた時代が良かったという前提があると思うので,ネット変化どまん中に生まれたという,その幸運を活かしつつ,上の世代とも下の世代とも同世代ともまだまだいろいろ話してコミュニケーションを取っていきたいと思っています。そして,そのコミュニケーションから何か次につなげていくことを,仕事でもプライベートでも増やしていけたらいいなと思ってます。


BTW。

どまん中といえば,牛肉どまん中弁当が食べたいです。

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