昨日1月7日は人日の節句。

人日の節句ってなんだ?と思った方,僕も調べるまで知りませんでしたw

「人日」とは五節句の1番目の節句で,陰暦1月7日のことを指すそうです。

ちょっとむずかしそうですが,身近なところでは「七草粥」を食べる日として覚えているヒトも多いのではないでしょうか。かくいう僕もそうです :-)

ということで,昨日,人生で初めて自分で七草粥を作ってみました。

01

まず,七草とは……

芹,薺,御形,繁縷,仏の座,菘,蘿蔔。

はい,読めませんw

セリ,ナズナ,ゴギョウ,ハコベラ,ホトケノザ,スズナ,スズシロ。

名称自体は旧来の呼び方で,現在はそれぞれ,

セリ   :セリ
ナズナ  :ペンペン草
ゴギョウ :ハハコ草
ハコベラ :コハコベ
ホトケノザ:コオニタビラコ
スズナ  :カブ
スズシロ :ダイコン

です。いくつかはそもそも知りませんが,カブやダイコンはわかります。

この日はスーパーでもこういう風にセットで売ってました。

02七草

カブとダイコンはすぐわかりますね~

03七草

まずはそれぞれ刻んで準備完了。

04刻み

お粥づくりには,以前「釜戸(風)で炊いた白米が美味い!」で使用した釜戸を使いました。

初めて作るのでネットでレシピを調べつつ,こんな手順で作っています。

1.七草の準備(さっと湯通しして,冷やしてから刻む)
2.お米の準備(1合に対して水700mlぐらい。あとモチを少々(3センチ角×5ミリを5~6枚ほど)
3.お米を研ぎ,水に入れ,出汁(茅乃舎だしを使用)を入れて15分ほどフタ付きで煮込む。
4.噴き出してきたら火を止め,蓋を取り,出汁を引き上げる。ここでモチとカブ,ダイコンを入れ煮込む。20分ほど。
5.焦げ付きに気をつけつつ,ヘラなどでかき混ぜながら中火にて。コトコトと。
6.とろっとなってきたら,最後に刻んだ野菜(菜の部分)を少しだけ残して5分ほど煮込む。塩は適宜調整して入れる。
7.完成してお椀に装ったら残った菜を乗せて完成!

これが3のあたりの画。

05出汁

これが4の画。

06モチ

ここが6の画。

07とろみ

はい,完成!

08完成


手軽……とまではいきませんでしたが,シンプルな手順で作れました。

七草粥には「無病息災」の願いが込められると言います。

今年も1年,健康な時間を過ごせますように!