今回もまたソーシャルネットのことについて書いてみます。

■1つの会社に37年11ヵ月在籍!すごい!
まずはこちらのニュースから。

「ひょうきん由美」フジ女子アナ初の定年
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1438768.html

フジテレビの伝説の番組『なるほど・ザ・ワールド』をはじめ,アナウンサーとして第一線で活躍されてきた“ひょうきん由美”こと益田由美アナウンサーがこの3月で定年となるそうです。

37年11ヵ月,アナウンサーとして,しかも,ずっと同じ会社に在籍し続けてまっとうされたことが本当にすごいなーと思います。ちなみに,前述『なるほど・ザ・ワールド』がスタートした1981年10月,僕は小学校2年生でした :-)

―― 今回はその話ではなくて(笑)

■予想以上にいいね!がついた
この記事についてFacebook上で知人がニュースをシェアしていたのを見て,僕も自分のフィードにポストしました。2015年2月25日AM7:58。

そしたらですね。約1日ものあいだに270を超えるいいね!が付きました。これまで最高で自分の誕生日(39のときかな)に180ほどのいいね!をいただいたことがあるのですが,それを100近く超える数字で。いやはやびっくり。

あんまりいいね!とかシェアの数字は気にしないのですが,今回は自分の予想以上の数字でびっくりしました。

―― という数字についてもいろいろと考察したいのですが,今回の主題はそれでもなくて(笑)

■投げる精密機械が暴投?
今現在(2015年2月26日AM8:00)時点で,いいね!をしてくださった方のうち,僕の直接の友人は80人ほど,なので残りの200人近くは友人の友人,あるいは,まったくの他人なわけです。ざっとみたところ,100人ぐらいは他人です。

こうなった背景として,基本的に僕は全公開でFacebookやmixiを使っているので,たとえば誰か(Aさんとします)がいいね!したとき,Aさんをフォローしているまったく見ず知らずの方が,そのいいね!のアクションを見かけていいね!をする流れは考えられます。

で,ですよ。

なんと,僕のこのポストにあの有名人が。

「投げる精密機械」
「日本のマダックス」


などと評された,1989年ロッテオリオンズのドラフト1位,その後は横浜ベイスターズやニューヨックメッツで活躍された小宮山悟さんからいいね!をいただいたんです。

これ。

小宮山

「投げる精密機械」がまさかの暴投的ないいね!をしてくれたのかな?なんて(ちょっとうまいこと言った)考えたのですが,たぶん違うと信じています :-)

実際のところ,あくまで公開情報だけの判断で本人確認はできていないのですが,友人関係を見てみたところ,「高橋 智」「中根 仁」(敬称略)などなど,懐かしい選手の名前が見えるなどほぼ本人に間違いなさそう(間違ってたらすみませんw そしてそれはそれとしてこのエントリを読んでくださいw)。

余談ですが,今,Jリーグの非常勤理事をされているんですね。スポーツ振興に尽力されているとのこと,さすが。

■2004年の六次の隔たりと2015年の六次の隔たり
なんか,こういう突然のつながり感,まさにソーシャルネットの醍醐味ですよね。

先日の笠原さんたちとの呑み会で日本でソーシャルネットが始まったころの話でも盛り上がったのですが,やっぱり,人と人がつながる,コミュニケーションインフラとしてのソーシャルネットの魅力っていいな,と個人的に思っています。

このあたりは,Facebookのように情報を介して接するもの,mixiのようにある程度コミュニティができてつながっていくもの,Twitterのようにいろいろ短略化していきなりつながるものなどなど,サービスの特性や使用している人の考え方・価値観でさまざまだと思います。

そんな中,今回の件で思い出したのが「Six Degrees of Separation(六次の隔たり)」。

人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになることができるという仮説で,ソーシャルネットの基礎はこの考え方で成り立っていると言われています。

まさに,僕自身直接つながっていない,このあとも野球選手とファンの関係性以外はないだろうと思われていた人が,ふとしたソーシャルネット上のアクションでつながるっていうのが,まさに「Six Degrees of Separation(六次の隔たり)」かな,なんて思いました(あいだの4人 or 4つの媒体が何かは不明ですがw)。

また,ソーシャルネットが登場した当時は6の単位が「人」だったと思うのですが,今は,「人」に加えて「情報」あるいは「サービス(の種類)」なども含まれていそうです。

僕自身,正直誰とでもつながりたい欲求はそれほど大きくないのですが,こういう形で,自分が憧れていた(憧れている)世界の方たちと接触できるの可能性があるのはソーシャルネットならではの楽しみですね。今後ネット社会化が進めば,その可能性がますます大きくなっていきます。

ちなみに,あくまで予測ですが,この感覚も40歳の自分と,今の10代や20代のように,有名人が(物理的にも情報量的にも)身近な世代とでは違うと思っています。また,先ほども書いたように,六次の媒体が「人」「情報」「サービス」など,年々多様化しています。

ですから,2015年版Six Degrees of Separation(六次の隔たり)みたいな考察があったらおもしろいな,と思いました。また思いついたときに書いてみよう :-)


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