5月14日から始まった日本生命セ・パ交流戦2013が6月18日に幕を閉じました。
![馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-セパ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130620/21/tomihisa18/bf/a2/g/o0131017312582583678.gif?caw=800)
まずは結果から。
■交流戦2013
1 ソフトバ 15 8 1 .289 2.97
2 楽 天 15 9 0 .257 3.28
3 巨 人 13 10 1 .266 2.75
3 ロッテ 13 10 1 .281 3.08
3 オ リ 13 10 1 .267 3.52
3 日本ハム13 10 1 .256 3.23
7 阪 神 12 11 1 .246 3.13
8 広 島 11 13 0 .227 3.66
8 西 武 11 13 0 .260 2.80
10 中 日 10 13 1 .247 4.47
11 ヤクルト 7 16 1 .237 4.58
12 DeNA 7 17 0 .238 4.69
ソフトバンクホークスが2年ぶり4度目の優勝!おめでとうございます。
![馮富久のブログ - Tomihisa Fuon's Blog-ソフトバンク](https://stat.ameba.jp/user_images/20130620/21/tomihisa18/af/24/j/o0400026612582592198.jpg?caw=800)
巨人はおしくもV2ならず!残念><
で,セパそれぞれの交流戦前後の成績を見てみると。
■セ・リーグのみ
巨 人 13 10 1 ―
阪 神 12 11 1 1.0
広 島 11 13 0 2.5
中 日 10 13 1 3.0
ヤクルト 7 16 1 6.0
DeNA 7 17 0 6.5
■交流戦前後の比較(セ・リーグ)
(交流戦前)
巨 人 24 12 2 ―
阪 神 23 14 1 1.5
DeNA 18 20 0 7.0
広 島 15 21 1 9.0
ヤクルト16 22 0 9.0
中 日 16 23 0 9.5
↓
(交流戦後)
巨 人 37 22 3 ―
阪 神 35 25 2 2.5 →
広 島 26 34 1 11.5 ↑
中 日 26 36 1 12.5 ↑
DeNA 25 37 0 13.5 ↓
ヤクルト23 38 0 15.0 ↓
■パ・リーグのみ
ソフトバ 15 8 1 ―
楽 天 15 9 0 0.5
ロッテ 13 10 1 2.0
オ リ 13 10 1 2.0
日ハム 13 10 1 2.0
西 武 11 13 0 4.5
■交流戦前後の比較(パ・リーグ)
(交流戦前)
ロッテ 22 14 0 ―
西 武 21 16 0 1.5
楽 天 18 17 0 3.5
ソフトバ 18 19 0 4.5
オ リ 15 20 0 6.5
日ハム 14 22 0 8.0
↓
(交流戦後)
ロッテ 35 24 1 ―
楽 天 33 26 0 2.0 ↑
ソフトバ 33 27 1 2.5 ↑
西 武 32 29 0 4.0 ↓
オ リ 28 30 1 6.5 ―
日ハム 27 32 1 8.0 ―
結果的にパ・リーグは西武が一人負け,セ・リーグは巨人・阪神が貯金をして残り4チームは負け越しという結果で。パの順位の入れ替わりがありましたねー。それでも1←→6位のゲーム差が開かなかったというのに,パ全体の実力が均衡していたことがわかります。
一方セ・リーグは,結果的に巨人が1つ抜けだして,2位阪神とのゲーム差を開き,3位以下とはさらに差を開くことができた結果に。次の日記で書く予定ですが,亀井やガッツの復活のおかげで,ちょっと低調だった投手陣のカバーができていたように思います。
■今年の交流戦の選手の印象
最後に,今年の交流戦の選手の印象を。
まず打者に関しては優勝したソフトバンクの3選手,長谷川,内川,松田の上位3人の安定したバッティングが光りましたねー。今年は出足でちょっと調子悪かったにも関わらず,この交流戦で完全復活!とくに内川の安定感はすごい。このまま行ったら,日本人右打者として落合に並ぶ好打者になるんじゃないかと。
あと注目したいのが,日ハム中田。交流戦前から調子が良くて,さらに今回の交流戦で,4番の風格,日本の中心バッターの第一歩を進み始めた気がします。
もう1人はオリックス糸井。靭帯痛めていたということだったんですけど,試合にほぼ出続けて,.317の率。何より存在感が凄かった。実際,巨人戦で観たときは,正直イ・デホよりも糸井のほうが怖かったなー
ここまでパ・リーグばっかでしたが,セ・リーグで注目といえば……うーん。バレンティンかなー。ようやく去年のペースでHRを量産し始めた感じです。一方,ブランコはちょっとHRのペースが落ちましたが,でもまだまだこれから。
次に投手。投手は全体的に打者に押されていた感があります。
その中で,やっぱすごいのが,田中マー君。いやー,彼はすごい。ほんとに。6試合で4勝,防御率1.31という数字もそうなんですけど,ピンチのときの安定感。ありゃすごすぎ。
とくに,5試合目の巨人戦,6試合目の阪神戦,それぞれワンアウト満塁,ノーアウト満塁で無失点で抑えた集中力。まさに日本のエース!
それから,6試合で投球回数48回,つまり,平均して8回投げきる(実際は3完投)タフさ。100球制限,リレースタイルが流行る中でのこの投球回は本当に怪物級です。
あと,ようやくセ・リーグで評価できるな~というのが,ファンびいき抜きにして菅野。彼も安定していた。新人離れした投球術,そして,マー君と同じく投球イニングを稼げるチカラ(5試合で39 1/3回,ほぼ平均8回)。この先が楽しみ。
あとはチームの結果とは別に,西武の岸,菊池も良かったですねー。岸は交流戦前は西武ローテーションで唯一ダメだったと思うんですけど,交流戦で復活。菊池雄星は今年,本当にブレイクの兆しを感じています。
残念な選手としては広島マエケン。何度か先発を飛ばすなど,WBC~開幕直後の無双っぷりが影を潜めてますね。ぜひとも復活してもらいたい!(巨人戦以外で)
で,もう一人。個人的に注目は,大型ルーキー日ハム大谷。
交流戦全日程の一番最後での先発,そして5番クリーンナップという打順。結果的には4回で降板したものの,そのままライトの守備に入り,勝利打点もゲット!ということで,この先,ワクワクします。
ニュースやメディアを観ると賛否両論,とくに否のほうが多い気がするけど,個人的にはこのまま二刀流でできるところまでやってもらって,新風を吹き込んでほしい!
中途半端とかいう評価する評論家の人もいるけど,中途半端でも先発できて,打率も残せるっていうのはすごいんじゃないのかな。良い部分は良いともっと褒めればいいのに。
逆に落合が言っていた「二刀流やることは全然問題ないんだから,もっと休みを減らして試合に出るべき」っていうコメントのほうが同意できるなー
と,つらつらと書いてみました。
いよいよ明日からオールスターまでの中盤戦スタート!
巨人のセ・リーグ連覇!そして連続日本一を期待しています!
週刊ベースボール増刊 2013セ・パ交流戦プログラム 2013年 6/5号 [雑誌]/ベースボール・マガジン社
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まずは結果から。
■交流戦2013
1 ソフトバ 15 8 1 .289 2.97
2 楽 天 15 9 0 .257 3.28
3 巨 人 13 10 1 .266 2.75
3 ロッテ 13 10 1 .281 3.08
3 オ リ 13 10 1 .267 3.52
3 日本ハム13 10 1 .256 3.23
7 阪 神 12 11 1 .246 3.13
8 広 島 11 13 0 .227 3.66
8 西 武 11 13 0 .260 2.80
10 中 日 10 13 1 .247 4.47
11 ヤクルト 7 16 1 .237 4.58
12 DeNA 7 17 0 .238 4.69
ソフトバンクホークスが2年ぶり4度目の優勝!おめでとうございます。
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巨人はおしくもV2ならず!残念><
で,セパそれぞれの交流戦前後の成績を見てみると。
■セ・リーグのみ
巨 人 13 10 1 ―
阪 神 12 11 1 1.0
広 島 11 13 0 2.5
中 日 10 13 1 3.0
ヤクルト 7 16 1 6.0
DeNA 7 17 0 6.5
■交流戦前後の比較(セ・リーグ)
(交流戦前)
巨 人 24 12 2 ―
阪 神 23 14 1 1.5
DeNA 18 20 0 7.0
広 島 15 21 1 9.0
ヤクルト16 22 0 9.0
中 日 16 23 0 9.5
↓
(交流戦後)
巨 人 37 22 3 ―
阪 神 35 25 2 2.5 →
広 島 26 34 1 11.5 ↑
中 日 26 36 1 12.5 ↑
DeNA 25 37 0 13.5 ↓
ヤクルト23 38 0 15.0 ↓
■パ・リーグのみ
ソフトバ 15 8 1 ―
楽 天 15 9 0 0.5
ロッテ 13 10 1 2.0
オ リ 13 10 1 2.0
日ハム 13 10 1 2.0
西 武 11 13 0 4.5
■交流戦前後の比較(パ・リーグ)
(交流戦前)
ロッテ 22 14 0 ―
西 武 21 16 0 1.5
楽 天 18 17 0 3.5
ソフトバ 18 19 0 4.5
オ リ 15 20 0 6.5
日ハム 14 22 0 8.0
↓
(交流戦後)
ロッテ 35 24 1 ―
楽 天 33 26 0 2.0 ↑
ソフトバ 33 27 1 2.5 ↑
西 武 32 29 0 4.0 ↓
オ リ 28 30 1 6.5 ―
日ハム 27 32 1 8.0 ―
結果的にパ・リーグは西武が一人負け,セ・リーグは巨人・阪神が貯金をして残り4チームは負け越しという結果で。パの順位の入れ替わりがありましたねー。それでも1←→6位のゲーム差が開かなかったというのに,パ全体の実力が均衡していたことがわかります。
一方セ・リーグは,結果的に巨人が1つ抜けだして,2位阪神とのゲーム差を開き,3位以下とはさらに差を開くことができた結果に。次の日記で書く予定ですが,亀井やガッツの復活のおかげで,ちょっと低調だった投手陣のカバーができていたように思います。
■今年の交流戦の選手の印象
最後に,今年の交流戦の選手の印象を。
まず打者に関しては優勝したソフトバンクの3選手,長谷川,内川,松田の上位3人の安定したバッティングが光りましたねー。今年は出足でちょっと調子悪かったにも関わらず,この交流戦で完全復活!とくに内川の安定感はすごい。このまま行ったら,日本人右打者として落合に並ぶ好打者になるんじゃないかと。
あと注目したいのが,日ハム中田。交流戦前から調子が良くて,さらに今回の交流戦で,4番の風格,日本の中心バッターの第一歩を進み始めた気がします。
もう1人はオリックス糸井。靭帯痛めていたということだったんですけど,試合にほぼ出続けて,.317の率。何より存在感が凄かった。実際,巨人戦で観たときは,正直イ・デホよりも糸井のほうが怖かったなー
ここまでパ・リーグばっかでしたが,セ・リーグで注目といえば……うーん。バレンティンかなー。ようやく去年のペースでHRを量産し始めた感じです。一方,ブランコはちょっとHRのペースが落ちましたが,でもまだまだこれから。
次に投手。投手は全体的に打者に押されていた感があります。
その中で,やっぱすごいのが,田中マー君。いやー,彼はすごい。ほんとに。6試合で4勝,防御率1.31という数字もそうなんですけど,ピンチのときの安定感。ありゃすごすぎ。
とくに,5試合目の巨人戦,6試合目の阪神戦,それぞれワンアウト満塁,ノーアウト満塁で無失点で抑えた集中力。まさに日本のエース!
それから,6試合で投球回数48回,つまり,平均して8回投げきる(実際は3完投)タフさ。100球制限,リレースタイルが流行る中でのこの投球回は本当に怪物級です。
あと,ようやくセ・リーグで評価できるな~というのが,ファンびいき抜きにして菅野。彼も安定していた。新人離れした投球術,そして,マー君と同じく投球イニングを稼げるチカラ(5試合で39 1/3回,ほぼ平均8回)。この先が楽しみ。
あとはチームの結果とは別に,西武の岸,菊池も良かったですねー。岸は交流戦前は西武ローテーションで唯一ダメだったと思うんですけど,交流戦で復活。菊池雄星は今年,本当にブレイクの兆しを感じています。
残念な選手としては広島マエケン。何度か先発を飛ばすなど,WBC~開幕直後の無双っぷりが影を潜めてますね。ぜひとも復活してもらいたい!(巨人戦以外で)
で,もう一人。個人的に注目は,大型ルーキー日ハム大谷。
交流戦全日程の一番最後での先発,そして5番クリーンナップという打順。結果的には4回で降板したものの,そのままライトの守備に入り,勝利打点もゲット!ということで,この先,ワクワクします。
ニュースやメディアを観ると賛否両論,とくに否のほうが多い気がするけど,個人的にはこのまま二刀流でできるところまでやってもらって,新風を吹き込んでほしい!
中途半端とかいう評価する評論家の人もいるけど,中途半端でも先発できて,打率も残せるっていうのはすごいんじゃないのかな。良い部分は良いともっと褒めればいいのに。
逆に落合が言っていた「二刀流やることは全然問題ないんだから,もっと休みを減らして試合に出るべき」っていうコメントのほうが同意できるなー
と,つらつらと書いてみました。
いよいよ明日からオールスターまでの中盤戦スタート!
巨人のセ・リーグ連覇!そして連続日本一を期待しています!
週刊ベースボール増刊 2013セ・パ交流戦プログラム 2013年 6/5号 [雑誌]/ベースボール・マガジン社
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