先週、◯進の定例テストがあったのですが、理科の出来があまりにもひどいもんだから、理科は捨てて算数、国語に絞ろうかと妻と大議論。


JBの過去問は18年分、目を通したが、化学は水溶液の問題はほぼ毎年出るし、物理は電気、テコなど、娘が苦手と予想される問題が必ず出題されるわけで、算数だけでも手一杯なのに、さらに理科ともなると目の前が真っ暗になる。


しかしJBの倍率は4科目だと約2倍だが、2科目だと約3倍。


2倍と3倍、この差はかなり大きい。


2科目にするということは「第一志望に合格する受験生は全体の3割」という過酷な現実に自ら進んで飛び込みに行くようなものだ。



4科目にして「第一志望に合格する受験生は全体の5割」の世界にいた方が安心感がある。


真顔「このまま理科と社会やってけそう?4科目で受験する?」と聞いてみると

ひらめき「やってく!4科目受験する!」と力強い返答

どこからその自信がわいてくるんだと小一時間問い詰めたくなるのをグッと堪えて

真顔「理科とか厳しいと思うよ。ヘタしたら間に合わないかも」と言うと

ニコニコ「だって4科目の方が倍率低いんでしょ」との返答


どう考えても4科目より2科目の方がラクに決まっているのに、自ら茨の道に進もうとする娘に少し感心もしましたが、本当に現実がわかっているのかなと疑問もわきます。無邪気すぎるんです。


そもそもJB以外に受けそうな学校はどこも2科目受験が可能で、倍率も高くてせいぜい1.4倍ぐらい。そこまでして(JBただ1校のためだけに)4科目にこだわる必要があるのか悩ましい。


JBの合格判定方法が他の学校と違って少し特殊なのも悩みの種で、まず4科目受験者から合格者を出し、漏れた人と2科目受験者を一緒にしてそこから合格者を出すという、4科目受験者はダブルチャンス(笑)があるのです。4科目受験生は頑張り屋さんだから評価してあげようという学校側の配慮はありがたいのだが、そうなると余計に4科目で行かなければという気になってしまう。


そんなわけで、受験シロートの夫婦が話し合っていても埒があかないから、◯進の塾長先生に妻が面談を申し込んで相談する。


JBの過去問を持参して難易度を確認してもらったり、普段の算数解き直しノートを見せて、例えば140÷2を筆算している(笑)記述を見せて算数のポンコツぶりを確認してもらう。


140÷2の件は、さすがに苦笑していたそうだが、「おそらく一つの作業に集中すると全体が見えなくなるんでしょうね」とフォロー。


塾としては2科目より4科目の方が儲かるから4科目を勧めるに決まっているわけで、案の定、4科目でしばらくやっていくという結論に落ち着いたようだが、お忙しいのに90分ぐらい相談に乗ってもらったと聞いて少し感激してしまった。


私が塾長先生なら「まだ絞り込むのは早すぎますよ!お嬢さんは伸びしろしかない!」とか言って30分ぐらいで済ませてしまいそうなものだが、90分というのは、いくら面倒見主義の◯進とはいえ、なかなか出来るものではない。


そんなわけで、妻の堪忍袋がどこまで耐えられるかわかりませんが、もうしばらく理科社会を頑張らせてみたいと思います。


あと、今後はあまり(゚∀゚)ノJB!JB!と言わないのも大事かなと思ってます。もし不合格になった時の反動が怖ろしい。熱望するのもモチベーション維持には大切だけど、「第一志望に合格するのは三割」という現実を冷静に見つめると、そうも言っていられない。


JBがだめでもこの学校なら行ってもいいと思える学校があれば、かなり精神的にも安定すると思うので、今年はその方向で学校選びをしたいと思います。


こんなふうになってくれれば苦労ないのだがなあ!