昨日から、TVをつければどの局でも

中国産の冷凍餃子の中毒の事。

我が家の餃子は自家製。

息子達が居た時は、100個作って、ほとんど完食。

今は50個作って、二日に渡って食べる。

極々たまに、夫の要望で、地元では有名な

中央亭の餃子を食べる。


そういう訳で、渦中の餃子は我が家には関係ねえ~!!

と軽んじていたが、それは一夜にして覆された。


今日、夕飯の準備でおばあちゃんの所へ・・・・・・・

「〇△代さん、ちょっと・・・・」

ばあちゃんのちょっとは、ちょっと怖い前触れ。

いつもは、コタツと一体になり、ほとんど動かない

おばあちゃんが、なにやらがさごそと動いている。

これ見て?????

ガーーーーン。

そこには、あまりにショッキングな光景が待ち受けていた。





ひえ~お代官様ぁぁぁぁぁあ・・・・

怖いようぅぅぅぅぅう・・・・

ばあ様が見てくれと差し出したのは

今をときめく、中国産、冷凍ひとくち餃子。。。。。。


ばあ様は、じい様が亡くなったその日から

今まで寝ていた座敷を引き払い

1階のリビングに、ベッド、仏壇、TV、鏡台、こたつ

と日々の暮らしに必要な物全てを運びこみ

1LDKとして暮らしている。

もちろん、自分専用の冷蔵庫もある。


年に数回、ばあ様から私に、依頼がある。

それは、冷凍庫の中身の取捨選択と処理の依頼。


最初は、10年前。

怪我で緊急入院した祭、冷蔵庫内の物を処分して欲しいとの事。

何かの学会に提供できそうな干物の数々。

解凍しないと、得体の知れぬ食品(?)

年代物でも価値が上がらない瓶詰め、缶詰。

調味料も沢山・・・

他にも色々と・・・

戦中、戦後、あまりに食べる事に苦労したので

リスみたいに、絶えず食品をストックせずには居られないらしい。

じい様の仏壇に供えるためだけに炊く米なのに

いつも10キロの米をストック。

トイレットペーパーは朝飯前。

乾物類は、変色したり、煮ても柔らかくならない豆。

他にも色々と貯めこんでいる。


隣に住む義妹(娘)が、ボケ防止に時々は

買い物に連れ出してくれる。

「値引き」「タイムサービス」「お買い得

これらの言葉に弱いばあちゃん。

食べもしないのに、数々の冷凍食品やアイスなどが

冷凍庫にぎっしり。

アイスは食べるが、冷凍食品はほとんど食べず

冷蔵庫のにぎやかし状態。

物が無いと言うことが怖いのだろう。


いつ、どこで購入したのかわからないと言う。

他にも、中国産の茹で落花生もあり

結局今回も、冷凍食品は

日の目も見ずに、廃棄処分となった。