毎年正月に、この川の上流で芹を摘む。

         かつては、天然の山女が棲み、夫が足しげく

         通った川だ。

         すぐ傍に、山葵田がある。

         下流には、養殖場があり、そこから逃げて巨大化した

         昔、尺山女を、夫が釣った、

         ビギナーズ・ラックというらしい。

         

         今は、ただ芹を摘むおじさんになった。

         



                         



                今日付で第二の職場を退職し、明日から毎日サンデー

           となる夫。

           けじめとして、今夜はワインを開けた。(お疲れ様。)

           これからどんな流れになるのやら・・・・

           川の流れのように、自然の流れに逆らわず

           流れに身を任せて生きて行ければ良いと思う

           人生なるようになる(なるようにしかならない)