Freedom~20歳バックパッカー世界放浪記~ -2ページ目

Freedom~20歳バックパッカー世界放浪記~

ブログの説明を入力します。

生徒A「ねえねえ、昨日いいことがあったの!!!!」


 先生B『どうしたの??』


A「昨日ね、新しく弟を見つけたの!!」


 B『弟が…生まれたの??』


A「違うの。昨日家に帰ったら知らない子が家にいて、いろいろ聞いてみたらお父さ
んがわたしと同じなんだって!!!」


B『!!!!!!!!!!』






修道院にいたときにシスターから聞いた話の1つ。
大家族であることの理由ってこんなとこだろうと思う。



シエラレオネはイスラム教が7割くらいの割合を占めてる。1夫多妻も多いという。
結婚という形をとらずに、男も女も性に関しては適当であることも多く…
近頃40人のクラスで ”父と母が1人ずつの人” って聞いたら40人中1人だった
よう。兄弟同士でもお父さんがみんな違ったりするケースもあったり…



でもなぜかさっぱりしてるという。



ドロドロした関係がないことの方がドロドロしたことより多いという。
1夫多妻の多妻同士は ”ルームメイト”って呼び合うこともある。
第一~四夫人がいたら、一人一人が男にご飯を作ることも多いようだ。
貧しいながらも奥さんみんながご飯を作って旦那さんにさし出したり。





あるとき、とある男の第一夫人がシスターを訪ねてきて泣いて、泣いて…

「うちの子が熱出して大変なの!!!」

シスター『あら、あなたの子はここで授業受けているじゃない?』

「違うの、第四夫人の子なの!!!」

というようなことがあったらしい。自分の直接の子供じゃなくても自分の子。
そう考えてる。本気で心配する…






そういうシエラレオネ人に対してまず感じたことって、”原始的なんだなあ”ってこと。
”日本との明らかな違い”みたいなところを感じ取った。





”原始的”

ということで思い出すことが…


彼らは”保管”ということをあまりしない気がする。
金があれば使っちゃう。おいしい食べ物があれば食べつくしちゃう…
もちろん電気がないから冷蔵庫が使えないわけだし、保管するのは難しい。でも
そういうことをぬきに考えてもあまり”保管”をしてるっていう印象を受けなかった。

その日その日きりの生活をする。だから、ご飯を食べれる日もあればちゃんと
食べれない日もあったり…とか。
もちろん貧しさということは関係してくるんだろう。でも例えば、お金がないとか言っ
てる割にはきれいな靴を家に何十足も持ってるのを見て愕然としたことがある。

学校にいた頃は、シエラレオネ人の先生たちが給料をこぞって前借りしにきていた
のを見た。その割には次の日に新しいドレスを買ってきたり…みたいなことも。
結局そうやってお金がなくなり、もう1か月分前借りにきたり…とか。



携帯電話がこの国に普及したときはすごかったらしい…
みんなこぞって借金をしてでも購入をしたんだとか…

”後先のことなんか考えない”

そういう性格の人がこの国には多いんじゃないかって感じた。



(北西部にあるマンゲブレ村の一風景。原始的さが伝わってくる。)

(「よ、ゲンキか?」彼から手を振ってくれたことがわすれられない…)



(200メートルくらい後をついてきた子。知らない人についてっちゃダメだよ^^)








彼らの多くは、家の軒下とかに座っていつもどこかを眺めている。
特に何もすることがないみたいだ。
ごはんの時間になると大きな石を3つ並べてその真ん中に火をおこし、鍋を用意
する。



彼らはものを分け合うことをよく知ってる人たちなんだなって思った。
それがどんなに少ないものであっても…


”食べ物は多くなくても分け合うから誰も飢えないんだよ”


っていう言葉は村の人からよく聞かされてたことだったし、それは感じた。
家族の隔てなく近所のみんなで食事してる姿を思い出す。

今となっては三食とっている家庭は多いようだけど、まだ一日一食とかっていう
貧困だった時、シスターが家庭訪問をするとどこの家でもごはんを食べきれない
くらいいっぱい出してくれたんだって。そんな” 分け合う ”とか” もてなす ”って
いう精神はオレもこの国で生活してて感じたことの1つだ。


民泊をさせてもらったときでも、たとえ初対面でも通りすがりでも



”おーい、ご飯食ってくかー??”って。



学校で授業してた時も、クラスでみんなが給食をよそってくれた。



こんな愛のある人たち…
もう日本ではとうに忘れ去られてるような気がする、こういうことが。


異国の地で一人生きてこうとしてたことが馬鹿らしく思えるくらいに、彼らは
彼らなりのやり方で、時になれなれしく、時にしっかりと構ってくれたりする。








あと加えて思うことは、みんな”単純”だってこと。


反応にしても、遊びにしても…


”バレーボール知ってるの? ”なんて聞いてくる割には、両コート縦に一列ずつ
ネットのそばに並んで一人ずつ順番にボールを投げるくらいのことしかしないし、
カードゲームだって運でしか勝てないようなゲームしかしないけど、そんなオレに
とっては単純すぎてつまらないようなことを彼らは本当に楽しそうにゲラゲラ笑い
ながらやってのける。


そして笑顔に偽りを感じない。





屈託のない、単純で原始的な笑顔。
ピュアな笑顔を向けてくれる。
笑顔、顔つきにでさえ原始的さを感じる。



でもそれに関しては原始的の方がオレは好きだ。



”シエラレオネ”
”西アフリカ”



”人”が違うなって感じる。これまで旅してきた国とは一線を画すくらい違いを感じ
る。そんな人たちのコミュニティの中で生活してこれたこと、民泊なんかもさせて
もらいながらこうして生きてきたこと、旅を振り返ってみても今でもしっかり自分の
中に濃い思い出として残っている。

水もない、電気もない、原始的な環境での生活はそれだけで刺激的なものだった。
でもそんなこと以上に感じたこと、経験してきたことがある。やっぱり来てよかった
って思う、シエラレオネ。。。







今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。

おわり。