「じゃんけんが苦手なんです」
そんな子に出会った
苦手って言うのは、勝てないということ?
勝率が低いってこと?
そういう場合は、
「じゃんけん、弱いんです」
と自分の弱さを認めるのも、男だぞ
※女性
たしかに俺の周りにも
あっち向いてホイが芸術的に上手なやつがいるのだが、
こいつの致命的欠点は、
じゃんけんに勝てないことだ
意味がないっていうか、
芸術的あっち向いてが見れない
もったいぶるなよ、へいブラザー
そんなじゃんけんが苦手な子と
じゃんけんすることになったのは
お正月に海外旅行に行っていた同僚が
大量のお土産とともに出社したことが原因だ
「じゃんけんで、買った人順に好きなの選んで」
そんな普通の会話により
海外旅行からのお土産よりもお土産話よりも盛り上がることとなる
最初は、グー! じゃんけん…ぽい!
いつでも全力投球の黒い人
ちなみにお土産は、甘いものだったので
勝ったところで貰うつもりはないのだ
が…
ほい!
何度も繰り返される攻防で気付いた
ワンテンポ遅いヤツがいる
そいつが、「じゃんけん苦手」女子だ
遅出しというほど遅いわけではない
見極められるほどのタイムラグは多分ないけど
なんとなく全員よりもすこぉしだけずれてる
何度も何度もきもーちずれてる
待ったー!
いったんとめまーす
なんで遅いかな?
「だから苦手なんですって」
じゃんけん、ぽい「ぽい」
のタイミングで出したら、
多分遅いのだが
彼女の場合
じゃんけん、ぽ「ぽ」い
くらいなのだ
ためしに、1vs1でやってみる
じゃんけん、ぽ「ぽ」い
もっかい
ぽ「ぽ」い …
あやまんジャパンか!
つまり、
絶妙のタイミングで彼女は
一般的なじゃんけんのテンポが踏めない特殊な方なようで
まねしようとしても、
どうにもそのタイミングでは手が出せない
希少な人だ
そんなこんなで
お土産そっちのけで
彼女とのじゃんけん大会が始まる
部内をあげて楽しんでしまった
あれ?海外って何処行ってたんだっけ?
「もういいわ」
正月気分もそろそろ終わります