新年のお年玉代わりに

ちょっと良いめの包丁を2本いただいた



知り合いの元料理人が引っ越すのだ
 

「なんか欲しい物ある?」


と家にあるものをある程度処分したいようだったので


包丁を所望したところ、快諾 



気が変わらないうちに、さっそく受取りに行ってみた



一般の包丁ならいらないけど

シェフ陣が使う包丁



これはテンションが上がる
※とはいえ、自分が普段使っているのもけっこういいやつ



「はい」



渡された


なかなか大ぶりのものと、ペティサイズのもの


使い込まれているけど、手入れのいいもの

予想よりもはるかにいい物を渡された



ありがとう!


受け取るほっくほくの俺だ



オーすっげー、切れそうだー



「ちょっとこぼれてるけど、ちゃんと研いだらかなり使えるよ」 
 

わーい、大事にするー


「大事に使ってー」



……


「……」


……


「……」



うん、あのね、

ムキミムキミ



渡された2本はそのままの状態

できれば、新聞紙か何かで包んでいただかないとですね


多分職質必至なんかじゃないかと…

 
だって真夜中とはいえ、

全身黒尽くめのやつが、二刀流で歩いていたら…ねぇ?


「だよねぇ、職質どころか通り魔でつかまるよねぇ」



こいつ…さては、見たいんだな、俺が警察に捕まるところを…



「ちがうよ、止めたいんだよ! 間一髪で飛び出していって

『この人はそんなことをするようなやつじゃありません!』

って言いたいんだよ!」


たのしそうなのは、認めます。


んでもさ、…仮に捕まったら、テレビの取材で


『そういうことをするタイプじゃないと思ってたんですけど…』



って言えるよ?
※王道



「ごめん、テレビだったら

『いつかやると思ってたんです、見るからに』

っていうわ」


なんだとーぉ!!



ユーモアセンスあふるるシェフは、

もうすぐちょっと遠いところへ引っ越しである


包丁、ありがとう 

ホントに大事にします


新聞に包んでくれる際に、

ちょっと手が滑ったからって、


俺の足に包丁を落としてちくりとした事実は
※過少表現


死ぬまで忘れないよ