machのCMの
「神々の争い拳」
が楽しくて
無駄にいい動きで同僚と本気のじゃんけんをしてます
あ、脱いでいませんよ?
まっぱだかじゃないか?
いいえ、真っ黒です、黒い人です
電車に乗っていると、
プンと甘い匂いが鼻についた
理由はすぐに分かった
翼を授けるエナジードリンクを持って乗り込んできた小学生男子が二人
あの匂いって、広がるよねー
っていうか、その歳で飲むわけ?
※↑小学二年生と後々判明
翼を授けるヤツの意味を分かって飲んでるの?
「今日疲れたからデカい方買っちゃった」
分かってる!
えー、サイズ二種類あるんですか、それって
※しらんかた
「あー、なんか分かるかも。水色の方、デカいのなかったから買わなかった」
えー、味も二種類あるんですね、それって!
※↑シュガーレスかどうからしい
っていうか、多分俺よりも知ってるな、小学生!
そんなに人生で翼が必要なことがその歳であるとは…
塾帰りで試験の結果が悪かったと思われる会話をしていた二人からは
もう目が離せなかったおっさん
聞き耳たてて…ではなくて
彼らの元気な会話が
僕の耳に入ってきたのだよ♪
基本は子供なのだが、ところどころおっさんが出ていた
分かりやすいように、二人の名前は「磯野」と「中島」とする
中島「お前できた? 今日のマジやべーよ」
磯野「もー考えない! 忘れることにした。あ、中島、食う?」
磯野、お菓子を取り出して中島にすすめる
中島「あ、いいの? サンキュー」
磯野「やっぱやめよっかなー」
中島「えー?」
こういうところは子供
磯野「うっそー。いいよ、食べて。最近甘いのあんまり食べれなくなったから」
子供よ…
その年齢で、大丈夫か…
中島「あーわかるー。でもテスト後とかだと、ほしくなるよねー」
わかんのかい!
パクッ
中島「わー…超『不二家』って味がする~」
その歳で識別できますか、ママの味!
というか、別にミルキーじゃなくてチョコなのに分かりますか、
明治との差が!
グリコとの違いが!
有能な舌をお持ちでらっさる
磯野「なー、中島。野球に興味あるー?」
お、なんか磯野っぽい話題
※偏見
中島「んー、あんまり。昔あったけどさ、最近いまいちじゃん」
お前の言う「昔」って最近のことなんじゃないのか?
磯野「どこファン?」
中島「前は楽天だったよー」
新しい!
前、が、新しい!
磯野「俺、巨人ファンなんだよ。お父さんがそうだから」
ほほう、波平も巨人ファンか…
中島「あー、無難だよねー。僕も一回ドームに観にいったけどさ、かなり浮き沈み激しいよね」
磯野「最近沈みがちだよね」
離れてしまったわりには、けっこう詳しいな、中島よ
中島「監督問題とかも、あるじゃん? 週刊誌のさ」
磯野「あー、あれもねー。話題性というか…」
以降、こんな会話が延々続くわけだが…
こんなもんなのか?
彼らくらいのころの俺はこんなことを考えてはなかったと思われる
虫の様に遊び、
虫の様に楽しいことを探し、
虫のように眠っていた気がする
ええ、虫並みの知識なので覚えていな
将来彼らはどうなるのかな
中学くらいに入ったら、もう縁側で囲碁を打つのかな
しっぶーいお茶すすりながら
二十歳の頃には金さん銀さんみたいなことになるのかな
先行きが楽しみでならない
ゼウス、アポロ、彼らを見守って
ヘラクレス、彼らを救って
レッドブル、彼らに翼を