子供の時怖かった物、場所 ブログネタ:子供の時怖かった物、場所 参加中


小学校の体育館の

ステージの下に

中腰にならないと進めないほどの

天井の低い物置部屋があった

俺はここがむちゃくちゃ怖かった覚えがある


マイマザーの趣味はバレーボール


というか、うちの一族全体でバレーボールがなんとなくの趣味だ


おかげさまで子供のころからやらされ

試合を見せられ

部活に入るように指導される



子供のころ、ルールというのは今とは全く違う感じ

サーブ権とかあったしね

それも自然に覚えた


なぜなら、ママさんバレーにつき合わされ


夜の小学校体育館での練習に

週三回は通っていたからだ



ママさんバレーなので

俺が小学校の体育館に初めて入ったのは

だいたい幼稚園の低学年くらいのとき


夜の校舎というのはなんであんなに怖く感じるんだろうね


しかし、子供が数人で集まると

夜の怖い校舎も楽しく探索してみたくなるものである


ということで、

親御さんがバレーに夢中になっている最中に


ほっとかれた子供たち数名で

ステージの下の物置を駆け抜けようという遊びが始まる


もちろん、小学校のステージの下


距離にしたら100Mもないのだけども


小さな鉄の扉をぎぃっと鳴らして開けて、

バタンと閉められて

反対側の扉から出てくるというのは

けっこうシビアなルールである


そして、悪いことに

照明のスイッチは、扉の外にあった



幼いとさ、だいたい大人なら想像できるいたずらに気付けないことってあるよね


「じゃあ、行って来い」

にやりと笑って俺を見送ったのはもちろんマイブラザー


そうだよね、同じ親だよ

一緒に体育館に来てるよね


当たり前だよね


そして、その笑顔の意味を悟れない俺は、まだかわいいもんだよね


バタン


扉が閉められる


子供の俺でも、シャキッと背筋を伸ばせないほどの高さの倉庫

扉から扉までの空間が通路として物がおかれていなくて

ほかの部分には、

乱雑に昔使っていたんだろうなというパイプ椅子とか

運動会の時に使うのかなという縄とか大玉とか

玉入れの籠が仲良く紅白で横にされて詰め込まれていた


んで、見つける

横たわる二宮金次郎の像(特大)


いや、でかかったわけではないのかも

子供だからでかく見えたのかも


というか、像って台の上に乗っけられて、見上げるからあまり気付かないけど

わりと近くで見ると、おっきいよね?


以前は校庭にあったんだろう、銅像


本を持つ両手のかたっぽが、肩からぽっきりと折れてた

それが、横たわる自分の目の前に置かれていた


やばい、人型のものって怖い!


と思った瞬間に、電気が消された


やりやがった! あいつ!


ブラザー、いい感じで俺が観察し終わったくらいのタイミングを見図りましたね?


というくらいのナイス瞬間に照明、落ちる


ぎゃ!


叫びたくなったが、間違いなく後で笑われる

それをネタに、笑われる


すんでで声を殺す


大丈夫

まっすぐにダッシュすれば、扉があることは確認できてる


落ちつけ、私!

目をつぶってるのと同じだ!


ダッシュ!

猛ダッシュ!


理由?

ステージの上から、反対側にまわったブラザーが

出れないように、カギをかけることを恐れてさ


いや、うそ

その場所がスゲー怖く感じたんだよ


うわーーーーーってダッシュ


で、案の定だよ!


鍵かけられてたねー


そしてダッシュで元来た道を戻る


入ってきたこっちも鍵かかってたらどうしようとか

さすがに思ったけど


いや、俺も幼ければあいつだって幼いんだよ

そこまでえげつないことはしてなかったね


青い顔して、脱出しましたさ



幼稚園児に、ちょっと過酷な肝試し



で、何が怖かったかって

そのあとに、この印象がよっぽど強烈だったらしく


夢でね

中腰の右手のない二宮金次郎に

その倉庫で追い掛け回されるっていう恐怖体験をしたんだよ


これが怖くてさー


中腰のくせに、片手ないくせに

やたらはえーんだよ


薪を背負ってるくせに、ハンデあるくせに

やたらマッハ!


しかも、本持ってるのに、本読んでねーし

俺、めっちゃ睨まれてるし



今思えば全然怖がらなくていい状況なのに

なんで当時あんなにおびえていたのかね


とりあえず、黒い人にも幼かった頃はあったというお話