落語は好き? ブログネタ:落語は好き? 参加中





好き

大好き



落語好きの小学生が、ここにいましたとさ




グランパが昔好きだったらしく

彼の部屋には一式揃っていた


俺が記憶している限り、そのカセットを再生していたところを見たことはなかったが

グランパの話のうまさの秘訣はアレだと思っている


実は俺の多岐にわたる趣味の大半は

グランパの影響を受けていると言ってもいい


というか、彼はあの年齢にして多趣味だったといえる

稀に見る好奇心というか

人がやっていることに対しての興味がすばらしい


もう年齢的に興味がなさそうな物にも食いつくんだから

そこがすごい


俺の中に少しで良いから、その血が入っていることを願っている



聴いてみたい!


譲り受けたのはたしか小学生の時

ほんの興味でカセットの再生を願い出た


するとグランパはラジカセを机の上にセッティングし

普段自分が座っている座椅子をどけて

座布団を三枚重ねた上に折れに座るように命じた


「聴く姿勢で聴かないと、落語は面白くない」


寝ながら、もしくは何かをしながら聴くなという意味だったのだろう

集中して聴かなければ、世界観がつかめないというのだ

小学生には酷な話ですよ、グランパ


そんなわけで

笑点かよ!

とつっこむように重ねられた座布団に座り

師匠の声を発するラジカセをじっと見つめ

正座で聴く30分間


すっかりはまる


一番始めに聴いたのは誰だったのかはわからない

しかしそのテンポの良さに笑い

そして話のオチで鳥肌が立った


エンターテイメントだ!


と実感した


笑いと怖さとオチを見せつけられた

落語は楽語じゃないのだと、教えられた




ちなみに演目は「そば清」

落語ではあるが、最後のオチがちょっとホラーな俺の大好きな演目である



初心者に、しかも子供に聴かせる演目じゃないよ、グランパ……



ご興味のある方は聴いてみてください

上手な方のを聴くと鳥肌が立ちます



時期は確か夏休み

それからの数日間、じっと座布団に座り落語のカセットのセットを

繰り返し聞き返していた


やな小学生だなぁ


その後、地方に寄席があったら親にせがみ

連れて行ってもらう嫌な小学生


笑点の収録が来たときは

ハガキがあたらず

中で見ることは叶わなかったが

人生初の出待ちをする



出てきた笑点メンバーの満足そうな顔を俺は忘れない


円楽さんに握手を求めた

たしか円楽さんって言ってしまった


いまならなんて失礼なんだとわかるのに…

円楽師匠くらい言えよ、子供の俺…


古典ばかりを聴いていたので

上方のすごさがわかったのは中学生になってからだった

時事を風刺を効かせて語り、客を引き込むテクニック


まさにエンターテイメント


文珍師匠、最高でした!

さんまの名探偵で殺された人だろ?


とかってバカにしててすみませんでした



こういってしまっては失礼なんだけど

もちろん後世が育っていらっしゃるのもわかっているんだけども

日本の宝である落語


文化である落語家さんたちがどんどん高齢となっている

ぜひ見て欲しい

機会を逃さずにドンドンみてほしいと思う


だって、次があるかどうか、正直わからない方もいらっしゃいます

円楽師匠は、自分がしゃべれなくなったという理由で座に上がらなくなりました

噺家の方は、口を回すのが仕事

そのピークを見れるならば、ちゃんと生で見ておくべきだとおもう



そのくらい、ご高齢化がすすんでますね

文化の継承、期待してますけども


そんなことを語るくらい、落語が大好きです!