わが輩はいぬばかである
自覚はまだない
実はいぬばか、周りにも多くのいぬばかを所有
筆頭のばかであることは否定しないが
ま、バカの周りにはバカが集まるってことだ
さて、そんなバカの集合体、犬を飼う事になったよと連絡がくれば
例え遠くとも足を運びます
うわ~
ヨークシャー…
ちっさいなぁ、毛玉だよ…
「お願いがありまして」
お?
まあ、手放すくらいなら、俺にくれればいいじゃない
「誰が手放すか!」
違うのかぁ~
うちのこになればいいのに!
いや、なりますように!
飼い主にバレないようこっそりおまじないをかけておく
「名前が決まらないの」
で、俺に名付けろと?
よく頼まれますがね、
基本名前はその子の一生なんです
これが人間だったら、他人に付けられたくないだろうし
もしペットが、ご主人が自分の名前を付けてくれなかったと知ったら悲しむだろうし
だから、
提案はするけど
決定はご自身でね
と、いうことで
飛び跳ねる毛玉に名前を考える
ここで名前の付け方だが、
黒い人はまず名字との相性も考える
飼い主の名字、中村
じゃ、もんど
「なんでだー?」
なんか、特別な一品みたいだろ?
受賞しそうだろ?
2010年度セレクションみだいだろ?
「…漢字で書いたら?」
主の水…
「なんで、藤田まことだよ!」
それは僕が無類の時代劇好きだからでして…
「だめです」
ちなみに、男の子?
※先に聞け!
じゃー…
「シドーもだめ」
なぜ解ったんだ!
おまえ、エスパー魔美だな
「あんな目つき悪い細マッチョには育ちません」
じゃなくて、ドラクエのラスボ…
「よけいダメ」
激しいボケとツッコミの間中、友人は床をビシッと叩いていた
そのたびに膝に置かれた毛玉は
ビクッとビクッとしてるので…
魚籠ってどうですか?
「…漢字?」
いやなら、ビクで…
「……ありです!」
中村魚籠(びく)
決定です
ちょっとやっぱり侍っぽくね?
ちなみに、そいつの家には俺が名付けたインコもいます
中村羅門(らもん)
鳥に脅えることなく、
仲良くやってほしいものだ
そんないぬばかストーリー