舞台というのはとっても不思議なモノで


その場が好きな人しか絶対足を運ばない



ある友人は自分のバイト仲間がお芝居をやるからといって


つきあいで初めて芝居を観に行った


ついてきてほしいと言われたので、


まあ、嫌いじゃないし、いいよってことで


一緒に行ったことがある



そのときの舞台がどうだったかというと


まあ、商業舞台としては若干ゆるかった気がするが


それなりに役者も脚本家も気合いを入れて作っていた舞台だったと俺は感じた



どうだった?



劇場から出て、一番に質問



「二時間座ってるのが、辛かった」



それは、お芝居の感想ではなく、劇場の感想だ!


ライブでやると言うことは間がある


悪い言い方をすると、間が延びる


これは当然


比較対照は、映像と比べるとどうしても…ということになるけどね



それこそが観劇の楽しみの一つなんだけど、


こればっかりは慣れないと無理と言うことなのだと身をもって感じた




そういえば、一緒に行ったそいつは、映画でも腰が痛いと文句を言っていたな


むいてねーよ






ということで


観劇ライブログです



今回はホントにキャストで参戦決意



北の大地の末っ子 TEAM NACS 音尾琢真


言わずもがなの、俺のツボ



そして特撮マニアの俺


団 時朗さんだって!


まじっすか!


ぱっくり食いついた


「大決戦 超ウルトラ8兄弟」の映画出演陣の名前を確認したときは鳥肌が立ったモノだ


昭和のウルトラマンがこれだけ勢揃い!


行かなければ!


そして、まわりは全員子連れな日曜の映画鑑賞にもめげない俺


おいくつになってもダンディでいらっしゃる



さらにSASUKEマニアの俺


石丸謙二郎さんが、出るんですか?


ああああ


ふるえる、震えがくる…

※↑こういうことを書くから、男好きだといわれるん…げふん



で、実は結構バンド好きな俺


岡田さんが出ます!


To be Continuedのボーカルの、あの岡田さんが!


現在、バンド活動休止中(実は解散したんだとばかりおもっていたが)の彼は舞台によく出るなと思っていたけど


やっぱりいい声だよね


歌っても、役者でも


いい声だと思っている


ええ、声フェチなんだからしょうがないじゃないか!




もちろん一番の注目点


脚本・演出を


大好きな後藤ひろさとさんが!



この時点でもちろん見逃すはずはないですな




さて、今回もネタ晴れ満載でお送りします


まだ公演自体が始まったばかりなので、観劇予定なお方はここまでで!



ただし、僕はもう一度観に行こうと思っていたりする…


お金無いけどなぁ…


















8/10 18:30~


PARCO PRODUCE

『スリーベルズ』

~聖夜に起こった3つの不思議な事件~


作・演出・出演:後藤ひろさと


出演:音尾琢真・団時朗・岡田浩輝・石丸謙二郎 ほか


会場:渋谷PARCO劇場




パルコは好き


渋谷という土地が落ち着かないのは事実だが


この劇場は何となくしっくりくる


後藤さんでパルコという組み合わせも


ほくほくの好条件


そして今回はなんと


X席!!


すっげ!


すっっげって!


あー、あのね


パルコってAからが舞台よりじゃなくて


Xが最前列なのね



パルコのX席が取れたのは初めてだ


やばい


ガン観だ


ってうか、近すぎる!


これじゃ石丸さんの筋肉まで見えてしまうではないか!

※↑案の定、みなさんの汗やら唾まで見えました




ストーリー概要

※パンフレットより一部抜粋


町のさびれた小さな潰れかけたスーパー「カネミツ」のシンボルは、屋上の三つの鐘。その鐘が鳴る音はここ何年も、誰も聞いたことがない。

そしてこのカネミツの鐘を巡る3つの不思議な物語が、おかしな事件として繰り広げられてゆく。


《God-Father Christmas》

閉店間際のカネミツに入ってきたのは、裏世界の大ボス(団時朗)と手下(佐戸井けん太)、そしてボスを騙して失敗した詐欺師(音尾琢真)

命を助けてもらうため、必死に言い逃れようとする詐欺師に、ボスは一つの仕事を命との交換条件として依頼する。

それはクリスマスまでに、ある人物を騙すこと。相手は一〇歳、一癖も二癖もあるボスの溺愛する息子。

詐欺師はそんな息子に「サンタクロースを信じさせる」ことができるのか?


《Tear-Drop Vender》

アメ女(ちすん)は、日頃自分の身に降りかかる嫌なこと、むかつくことを瞬間的に忘れることができた。それはある日、街角で出会った男から5000円で買ったキャンディーマシンのおかげだ。

そのマシンに向かって、自分の思いを訴えると、気持ちがすっと晴れ、その手に鬱憤がアメ玉という形となって現れる。そして、彼女はなにをいらいらしていたのかを一瞬にして忘れてしまう。幼なじみで飲み友達で同僚(明星真由美)の彼女にも告げられないほどの嫌なこと、悲しみを忘れられる夢の機械。

彼女はどんどん自分の気持ちをアメ玉へと代えていくが、いつしか自分の過去にあった大事な思い出、好きな人を事故で亡くしたという重大な事件、そして自身までも失われていくことに、まだ気づいてはいなかった。


《Welcome To The Future》

路上で世界を憎む歌ばかりを歌い続け、通行人に殴られては入院を繰り返す希望を失ったミュージシャン(岡田浩輝)。入院先はいつも同じ病院、同じ病室、同じベッド。彼のベッドの隣には、ある事故によって兄を失い、自分は15年もの間ずっと眠り続けている患者(ウーイェイよしたか)が、今日も同じように眠っていた…が、起きた!

ずっと眠り続けていたことを咎められるかもしれないと、慌てた患者が外へと飛び出す。青年は彼を追って病室を抜け出してしまう。

15年後の世界に期待を膨らませる目覚めたばかりの男と、見続けてきた現実に夢も希望も失ったミュージシャンとの、未来を説明する珍道中がはじまるのだった。



久々に舞台らしい舞台を観たなぁって言う感想


最近は、構成に懲りすぎてて、主としてことがぼやけがちな脚本にあたってたので


もちろん、脚本家さんは出演の役者陣全員の見せ場をバランスよく作らなければならないと言う枷がある中でやっているのは充分承知してるんだけどね


だからあんまり出演キャストが多い舞台は観に行かなくなってたんだけど


今回は行ってよかったとつくづく


なにより全員の演技の…舞台演技力のうまさに感動した



舞台演技って大きいながらも、人を引き立てなければいけなくって


そういうのをみんながポイントポイントでおさえてて…なんだろ力のいれ具合が実に好きだ!



三つの独立した物語は


そのうちに三つの鐘のエピソードをたどって一つに融合していく…んだけど、実際はアメ女とミュージシャンの話、


詐欺師の話という二本立てという形だったのが残念だったかな


せっかく詐欺師が医者になりすましていたという設定があったんだから、


ストーリー上絡ませる方法はいくつかあっんじゃないかなとは思っちゃったけど


これ以上いじるとすっきり収まらないのかな?


実際舞台としては


長さを感じないレベルにピシッと収まっていて、広げた風呂敷の回収もしっかりしてたし、


なにより飽きさせない要素が詰まってたし



いや、後藤さんの舞台転換の時の自分の使い方、最高だ


作家に大道具やれっていうのか?


と文句を言って手伝っていたのに、最後にはプロデューサーとの裏での交渉の結果、


時給で働くようになる


舞台装置の設置時間が一番間として延びるんだけど


そこを上手く使っていた


そういうとこ、尊敬だ


あとは、あれだね


団さんがウルトラマンということも外さない。石丸さん体力演出もある。そういうのが好きだな


やっぱり盛り込みすぎると、癖が強くなる傾向のエンターテイメントを、おはなしを壊さないように綺麗にまとめる


それって、すごい客観力だと思う


自分がキャスティングされると、それを失いがちの人も多いけどね


その辺もきちっとしてて、うん、好評価だわ


…じつは、映画「パコと~」でけっこう期待はずれをされたので、疑ってかかってたのもあるかもね


三部ストーリーのひとつ、ミュージシャンと寝たきりの病人の話では、


最後にまあこじつけにも近い理由で、突然目覚めた病人はその反動で寿命が短くなってしまうと言う設定なんだけど、


残された短い時間のために、必死で作った曲を、


最後にミュージシャンが熱唱する


それは、彼がはじめて作った希望に満ちた歌


聞かせる事ができない相手に向けて、聞かせたいと願って作った、彼が見えなかった、また相手が望んでいた未来の歌


感動の歌だ


涙した


岡田さん…声! 声よすぎっす!


ギターで目の前で弾き語り


ギター好きの俺、最前列


しかし長袖であったため、血管が見えず何とも残念だったが…岡田さんの声を真正面で聞いた


ああ、耳に残っている…




さて、こっからは僕個人が…の話だが


実はね、黒い人、話に入り込みすぎるとその場の演出に入り込んでしまう


たとえば、タイタニック


公開は夏だったんだよね


だけど最後に、震えながら海でおぼれていくシーンがあるでしょ?


あれで感情移入しちゃって、見終わって劇場外に出たとき、唇紫だったんだよね


藤木君か?って言われた


あれもそうです、南極物語もしっかり、身震いして観ました



で、今回はサブタイトルでもわかるように


「聖夜に起こった~」なので、クリスマスの話


演出で雪が降る


すると、凍死しそうになるほど、寒くなって…長袖なんだけど?


ということで、劇場出るときは感動しながらも、たぶん唇紫だったね


エアコン効き過ぎだろう……




ん、やっぱり演劇はすごい


黒い人の特異体質もあるのだろうが、引き込まれるだけの魅力がやっぱりある


後藤さんの、お客さんを置いてきぼりにしない感じも大好きだ


子役がダブルキャストなんだよね


今回の舞台の見所は、詐欺師の音尾さんと、生意気な子供とのやりとり


もう一人の子との方は、やっぱり観ておくべきかなぁ…



いやいや、それ以前に


また行きたいなぁ~、心から