久々に会った友人


とてもお世話になりまくり

なんなら頭が上がらないくらいに

俺はアイツに頼ってるところがある



だが、めったに会えない

理由は離れたところにいるからだが




そいつと再会を祝し飲みに…

「あ、お酒は…」


あ、悪い


実はそいつ、昔ムチャな飲み方をして救急車に乗せられた経験を持つ


ただの急性アルコール中毒ですがね


それから一切飲まなくなった


トラウマなのか、失敗を悔いてるのかも解らんが


ま、酒は飲まないと決めたようだ




じゃ、何食べたい?

俺、おごるし


「ん~。気分はキュウリ」


は?


「今日の気分はキュウリ」


再会を祝したその日

スティックに切ったキュウリをつまみに


俺はビール

あいつは黒烏龍茶

家飲みで乾杯


キュウリからどんな脂肪の吸収をおさえるつもりだ!



相変わらずの偏食家である


思い出した

前回の再会も食材言われたな

「白菜」



しかも他人の作った手料理はあまり好まない


そいでこいつは料理ができない


白菜は

湯がいて生姜醤油で食ったな


そして、一点主義

ほかのものは要らない



ポリ

ポリ



野菜好きだから文句はないけど


もっと食に目覚めた方が

人生楽しいよ?



何より、俺はこいつに料理を作ってやったことがない


「僕じゃなくて、美味しく食べる人に作ってあげなよ」


前に言われたな

別に不味そうに食うわけじゃないが

旨いと思うこともないんだな、って感じで食う



料理好きとしては

かなりなストレス

旨い?

マズいなら、言って!


「何で?」


はい、自覚なーし



しかし、いい奴なんだ

お世話になってるんだ

でも、俺とは合わない気がするんだ



久々にしか会えない友人
それくらいが仲良くしてられる

いい距離感なんだろう



だって、一緒に暮らしたら

間違いなく冷戦が勃発するだろう

絶対に決着しない戦いが、そこにはある!



だめだ、何で友人なのか解らなくなってきた


いや、いい奴ですから!
※言い聞かせてみたりして…