祖父のこと | tomiberryのブログ

tomiberryのブログ

ブログの説明を入力します。

 100年前にこの世に産声をあげた祖父は、先日100歳の誕生日を迎えました。

 95歳まで毎日早朝に起きて、自転車で畑に行くのが日課でした。畑の畝はまっすぐ整え、草一本生えないようにいつもきれいにしていました。几帳面で真面目な性格がそのまま畑に表れているようでした。
 祖父の作る野菜は立派なものばかりで、中でもスイカは毎年甘くて一人では抱えきれないほどの大きなものでした。私は毎年祖父の作る野菜を楽しみにしていました。
 そして祖父は昔から人の相談にのり、人のお世話をすることがよくありました。困りごとがあると祖父を頼って相談に来る方がたくさんいました。
自分のことより他人のことが優先…


  そんな祖父も次第に足腰が弱り、自転車にも乗らなくなり、家の中で過ごすようになりました。。
しかし、頭は明晰で常に世の中のことに疑問に持ち、いつも考える人でした。私が疑問にすら思わなかったことを、祖父は私に質問したことがあり、私は答えられないこともありました。祖父と話す度に、まだまだ勉強が足りない自分と、何も考えずにのほほんと生きている自分に反省するものでした。

「自分のボケ防止に毎日書いとるんじゃ」
と見せてくれたのは何十冊ものA4のノートでした。
毎日1ページ日常生活や政治のこと、昔の思い出など…思ったことや考えたこと、書き綴っているうちに段ボールに2箱くらいになりました。


祖父は私が実家に帰った時は、そのノートを開いては、昔の話をしてくれました。
祖父の昔の戦争の話、若くして亡くなった祖父の父や兄の話…
私の生まれるずっと前の話です。。

私はいつも思うのです、
恵まれすぎる今の時代において、祖父の話をしっかりと聞いておかないといけないと。。。

 その祖父は、先週、脳の血管が詰まり倒れました。
つい先月まで普通に話すことができて元気だったのに、右半分が麻痺して動かなくなり、歩けなくなり、話せなくなってしまいました。。。

もう祖父の話が聞けない…
もっともっと聞きたかったのに。。

真面目で頑固で几帳面な祖父は病院が大嫌いでした。
だから、寝たきりになっても、祖父の思いを尊重して、自宅で70歳を超える私の父と母が介護しています。お盆で帰省した私はできるだけお手伝いをしたいと思います。


今日は平成最期の終戦記念日です。

「戦争なんか二度とやるもんじゃない」
 
祖父が以前言っていた言葉です…