家を建てるには、色々なパターンがあります。


1.土地持ちで上モノだけ建築する

2.土地を宅地(建築条件無し)として購入し、上モノだけ建築する

3.建築条件付土地でメーカーは選べない

4.宅地でなく農地などを購入し、土地造成+上モノ建築とフルで施工する


今の住まいは、3です。

そして、新しく検討している家は今の所4です。ちなみに土地購入交渉に関しては別で書きます。


さて、今回のハウスメーカーは


6.東○ホー厶

福岡の地場メーカーですが、価格帯は中堅からやや高め。ここもかなり変わった交渉となりました。


検討中の土地に対して非常に興味を持たれたらしく、1番の懸念だった造成費用に対しては早期に低価格を打診して来ました。


この時点では建物の選択肢(建物予算↑)が広がると思われ好印象だったのですが、まだ建物の具体的検討が無い中で融資や土地買付に関して他社より相当早くアプローチをして来ました。


あくまでもメーカーの決定ではなく、

①土地価格の着他点を探る

②2400万の残債を残したまま融資してくれるのか?(株資産は役に立つ?)

③先々の土地活用について考える


という事を学ぶ事が出来るといわれ、最初の土地買付申し込み(低めに提示してその価格で買えると思っていない)や銀行への仮審査を出しました。これは、自身がどの位の予算を本当に立てられるのか?ということ知る事には役に立ちました。


結果、土地の価格交渉も最終段階まで行き着き、仮審査では株資産を高く評価してくれて2400万の融資を残したまま数千万の別融資を低金利で引き出してくれました。単純に私の年収と年齢からならまずありえない金額の融資でしたが、その地銀は『株資産が暴落しても半分は残るでしょう』という判断にして頂けた様です。


色々と周りが固まったので予算組の具体化は進んだのですが、じゃあ実際の建築総額は?と交渉を行うと『やたら建物が高い』。初回の提示では、一流メーカーでも最上位の坪単価で、100万近くでした。


事前にネット等で各社の坪単価を調べていましたが、単価に幅はあるものの100万近いというメーカーではありません。その単価なら一流メーカーで贅沢な装備品をつけて建てられます。


何でこんなに高くなったのか?これまでの経緯を考えると、融資額から土地代他を引いて残りの予算を全て払わせようという事でした。即ち、どれだけ客から金を引っ張られるか?を見積もる為に、周りから埋める手法。


株資産が思いの外、大きな融資に繋がり、初期の手出しを少なくして長期で支払っていくのは私が望んでいた最大のメリットにはなりました。かといって割高の家に住みたいとは思いません。株やってるとコスパは重要ですから。


資料提出で株をメインとした資産総額を知られた事も、『こいつならこれぐらいは払える』と皮算用されたかもしれません。


結果として最終段階で、第1候補の別メーカーが出て来た為に価格調整はしてきましたが、間取りや内装の中身を検討する前にやたら高い建築単価をふっかけてきたのは、一気に印象を悪くしました。


家造りはメーカー、担当者との信頼関係でかなり変わると言われます。学ぶ事も多くあったので、非常に残念です。


次はいよいよ第1候補メーカーの登場です。