ここ数日間、少し冷えました。 | FMのブログ

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昔のカメラNikon FM

ちょっと冷えただけで響く甲状腺機能低下症という病気。

ストーブ点けようかなぁ・・・・なんて思いつつ我慢して

おりました。

 

しかし、コンピューターの画像にはチャッカリYoutube

で山形銀山温泉の暖かいガス灯の灯の景色を眺めながら

コーヒーを頂いていましたね。

 

山形銀山温泉といえば宮崎駿監督のアニメ「千と千尋の

神隠し」の舞台となった温泉らしい。銀山温泉を別名で

大正浪漫などと言う人も多いそうですが「千と千尋の神

隠し」で登場するまでは「大正浪漫温泉」とか言ってた

そうです。

 

街灯の灯りが大正時代というよりは明治時代の後期に灯

されたガス灯のオレンジ色が強くでている温泉街です。

 

この街灯のガス灯の色が、昭和の産物となる裸電球に似

てしまいました。裸電球はもう少し白熱色ですが場所や

地域によってはガス灯のような色を灯すこともある。

 

適当にこの旅館が「千と千尋の神隠し」の舞台の旅館だ

とか勝手に決まって勝手に繫盛してるっぽい。

 

しかも噂は海外まで波及し外国人観光客と日本人観光客

でごった返し。映画さながらもシーンもあり、千と千尋

の神隠しが上映される前は昼間もけっこう観光客も歩い

ていたのに映画が上映されてからは沈黙の了解みたいに

薄暗くなってから人が旅館から出てきて外をうろついて

いる。

 

 

 

 

 

 

 

 

灯りが灯されるとどことなく人が出てくる。

 

 

 

 

メインストリートはまだ人の姿は薄いのですが奥は既に

人でごったがえしているようです。

 

 

 

奥に人ごみ・・・・

 

 

 

 

ベストシーズンは1月~2月末ごろ。

時間は午後6時30分~午後22時ごろまで

外は賑やかになる。

 

 

 

 

湯は旅館の内湯になるようだ。

 

どんな湯なのかは知りませんが

効能はよくある温泉の湯と同じ。

 

それと未だに乳白色の湯は経験がない。

関西から近い乳白色の湯といえば白骨温泉

しかない。もう少し遠方にむけると鳴子・

蔵王・松川などある。

 

どれも名湯に入りたければ近くで甲信越エリア

すこし先の東北とかサビれてしまった鬼怒川

などがある。最盛期の鬼怒川温泉は昭和のバブル

には絶好調な温泉だったようなきがする。

 

バブルってなにかと金の匂いはするものの現物を物にできた

人は少ないんじゃないかな?そういう雰囲気だった時代であり

殆どの人はバブル崩壊とともに現世に戻ったという印象です。

 

なにもなかったですよ

 

そんな時代に流行った温泉の一つが鬼怒川温泉。

あの巨大温泉デパート郡はすでに廃墟化してしまいサビれて

しまいましたね。あの温泉の廃墟の末に建物は壊されて源泉

だけが流れる山の光景になってしまう。

 

それこそ天然の温泉になるんだろうなぁ。

 

時代が流れて1990年代も終えて経済大恐慌時代を迎えた日本。

今ここで立ち上がらないと永遠に立ち上がれない気がする。

 

デフレが発生してもお構いなし。打つ手段も空しく政治家は

ダンマリ続ける。国民の助けてという声も無視され続けた。

 

やがて各地で震災に見舞われながらもテレビで映し出される

神戸市の状況は最悪で地震後、ライフラインを完全に閉ざされた

神戸市、尼崎市、ここは1週間経っても自衛隊の要請すらなく

ひたすら避難所で寒さと空腹と喉の渇きに苦しんでいた。

 

2000年に入っても震災が続く。

阪神淡路大震災の教訓から学んだ政治家が震災になったら自衛隊

の要請と非難食の配給と怪我人の救護・・・・が実施されたかの

ような報道をされるようになったが、実際は支援は遅く、何も

進んでいないというあり様。それよりも一般人が無償提供する

屋台飯のほうが有難くて仕方ないという。

 

もう日本は終わったなぁ・・・

 

鬼怒川温泉も矢板のある夢の別荘地も朽ちてしまった。

至る所にバブルが残した産物が残されている。

 

大正浪漫と千と千尋の神隠しな温泉は一時期廃墟の道を歩んだ

との説は正しいのだろうか?

 

千と千尋の神隠しの温泉は分かりませんが、いつのまにか、

そう言われるようになったという説である。

ただ温泉地なんてどこも同じような雰囲気を出しているので

この銀山温泉が千尋の聖地だってことになったんじゃないか?

 

実は千と千尋の神隠しの温泉宿ではないが今は廃れた過去の

ドラマ「おしん」のロケ地だった。

 

大正浪漫と呼ばれる由縁は大正時代に破壊的な天災が起きた

ことによる由来が強い。室町時代から元禄まで続いた銀山が

閉山してから鉱夫が湯の沸き出ていることを知って温泉街へ

変貌していく。

 

大正2年の大洪水が発生し、この銀山温泉は壊滅してしまった。

それから地元の財政人によって温泉地の再興と願って工事が

進められ再建されたのが大正の浪漫と呼ばれる切っ掛けになる。

 

それまでの銀山温泉は夕暮れになると外出するのも真っ暗で

物騒な話しかなかった。夜中に温泉地を徘徊する鉱夫の亡霊

とか、そういう話題が噂になった。ところが大正2年に再建

された銀山温泉は街灯はガス灯で温泉街全体がガス灯になっ

たため、一色オレンジ色を放つ景観になった。

 

ドラマ「おしん」のロケ地に選ばれたのも財政人の力による

ものだと噂されている。