日蓮正宗の僧侶になる・・・・ | FMのブログ

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昔のカメラNikon FM

子供のころ、親父が日蓮正宗へ得度させようとしていたことが判明。

 

金持ちだった親父が毎月数千万円の御供養をしていた日蓮正宗の寺院。

そこでは講頭に続いて総代へ昇進していく。

やがてひと際大きな常住本尊を下付され祈っていたが母とは離婚した

後だった。母に引き取られ貧しい生活を強いられていた幼いころに

親父がやってきて俺達を引き取りたいと言ってきたのだ。

しかも男子じゃないとダメらしい。二人の姉は用無しだったみたいだ。

そして自分か弟のどちらかを引き取りたいと言ってきたが母は親父が

企てている行為を見抜いていた。

 

どうせ日蓮正宗に子供を得度させようとしているんだろう・・・・

 

親父は自分か弟を引き取り日蓮正宗大石寺の六壺へ得度させ将来は

住職にさせてお寺を建立し好き勝手な余生を送るつもりだったようだ。

 

そのためにはお寺を寄進するとまで言い放っている。

 

しかし、得度する子供がいない・・・・

母はぜったいに子供を手放さないわけで得度させようにも子供がいない

のでは話にならないのだ。

 

 

話を戻すと、現在、日蓮正宗の住職になるための得度制度が厳しくなった。

昔は毎年お寺に貼紙がしてあったが今は1年に1回あるかないかです。

 

得度でも一般得度と少年得度がある。

少年得度は小学生から得度が許されているが、やはり得度審査も厳しい。

一般得度は年齢は50歳ぐらいまでだったかな?

 

まずは得度について説明すると得度とは僧侶になることです。

現在日蓮正宗大石寺では住職を控えている人材が多く存在します。

得度して六壺で一定期間修行をし、末寺のお寺で修行を行う。そして

日本全国の末寺のお寺を転々と入れ替わったりして修行をしてから

修行しているお寺の住職より「そろそろ住職試験を受けてはどうか?」

という助言を受けて試験を受けることになる。

 

住職試験は本山の上人猊下が直々に行うことになる。

それらの課題を全てパスしても住職試験に合格する確率は少ない。

仮に住職試験に合格しても住職になることから今度は同じ合格者同士

の争いに発展する。

 

現在、住職の免許を持っているお控え僧侶が大石寺にはたくさんいる

そうだ。日本国内でお寺が建立されるか、現役の住職が亡くなるのを

待つしかない。しかし、最近は海外の寺院・布教所も彼らのターゲット

になっているのだ。

 

しかも現在は外国人得度者も増えているし、お隣韓国にも布教所が

2つ存在するのだが2つとも韓国戸籍の住職であること。

また海外の法律では外国人は土地や建造物を持つことを許されない

国もある。ベトナムもその国の一つなのでベトナムにお寺を建立したく

ても建立したお寺が日蓮正宗の帰属する建造物にならないためできない

状況でもある。

 

住職試験を受けて合格してから個人資産でお寺を建立して住職になる

人もいますが、そんな金持ちは一握りしかいない。

 

韓国ではソウルと釜山に日蓮正宗のお寺がありました。

その後、韓国の法律で日蓮正宗の寺院と信仰の規制・または制限によって

お寺の建立ができなくなったため住職がお寺を布教所に格下げを行い

現在も信仰をつづけているという。

 

これはブラジルでも同じような方法で信仰をしているそうだ。

国によって宗派の違いについていろいろな問題が多いようで住職試験に

合格しても住職として任務する場所がなく空待ち状態が続いているのだ。

もしお寺を一棟寄進したいと申し出ても今の時世ですからお寺を寄進して

も信徒が集まるかどうかも問題になってくる。

 

そういう状況なので現在は得度制度は少なくなってきたが、優秀な僧侶

を住職に従える観点からやはり、一定の得度者を募ることが前提とも

なっているが、創価学会がまだ日蓮正宗信徒だった時代は海外への寺院

建立のためか外国語を話せる人が得度されていた時代もあった。

特に七〇・八〇年代は英語を話せる僧侶とかも多くいたそうだ。

 

今も大石寺には創価学会時代に創価学会から得度されたお控え僧侶が

たくさん在籍している。年々数は減っているが、それでも法華講出身

の僧侶よりも多い。