去年製作したラジオ少年AMP-12DXについて記事に関しての追記
組付けは予想よりも難易度が高いものでした。
真空管アンプの製作では中習者ぐらいの知識が必要です。
初心者でも大丈夫ではありますが、その割には手配書は回路図と
組み上がった完成写真1枚とパーツリストだけという簡素な内容
です。
これで初心者向けとは少し難易度が高い過ぎるんじゃないかと
思います。またボリュームの配線も普通の配線ではなくシールド
線を用いなければノイズが発生してしまうなどの特徴がある内容
では、初心者には不向きではなかろうか?
自分が躓きそうになった部分を紹介と説明をしたいと思います。
電源の整流器あたりが完成図から見ても5W 2KJ抵抗の下に隠れて
確認できなかったので説明したいと思います。
ダイオードのAM1510のマークについて。
+マークはダイオードに入った交流電流が直流になった+側の電流
が出る側です。その正反対は-になります。
S文字のようなマークは電源トランスの200Vと0Vを結びますが、
どちらを結んでもOKです。家庭電源の100Vから電源トランスに
100Vという交流電流が流れます。そしてその電流は100Vから
200Vに返還されます。しかし、交流のままです。直流にするには
ダイオードを通さなければならないのですが家庭電源の100V交流
から200V交流になっただけなので電流の極性である+と-の向き
は、まだ関係しません。だからS文字マークの向きも基本的にはどっち
を結んでもOKです。
この完成図だけじゃ、分かりにくい
完全に隠れて確認できない部分が2カ所3カ所とある。
整流器の5W 2KΩセメント抵抗の裏側も確認できなかったが四苦八苦して
完成しました。
整流器の回路図を確認
実態配線図に書くと・・・・
100uF 400Vのマイナスとマイナスを結んでおく。
他に分かりにくい箇所もあったので実態配線図を書いておきました。
ヒーター・アースの配線は、独自にラグ板の空ポイントに定めたので
従来の配線通りで良いと思います。
抵抗なども写真から色がことなったり
規定の色別表示も異なっていたので実態配線図に
することで記号などに迷わされることなく分かると
思います。
自分が買ったAMP-12DXの電源トランスが違うトランス
だったので実際に同梱しているパーツが実際のものとは
異なる可能性があります。
ボリューム配線図も、のちにラジオ少年さんにメールで
お聞きして簡単な配線図を送ってもらいました。
上記の実態配線図にボリューム配線図も書いてありますが
本品はシールド線を使わないとノイズが出てしまうと書いて
ありますので付属のシールド線を使います。
その配線図が下記にあります。
※シールド線の色は赤と白とアース線ものが同梱されていたので
配線図に描きましたが、赤と黒とアースの場合もあります。
スイッチまわりも分かりづらかったかも?
分からない場合ラジオ少年さんに電話やメールで
質問すれば教えてくれます。
とりあえず参考に・・・・