夕日を見ながら今日という日に感謝している喜楽屋(きらくや)の富田です。

今日は私の平成最後でやらかした失敗談を言います。とあるモデルさんを撮影した後に、モデルさんと所属の事務所許可なく地元の観光協会に数枚のデータを送ってしまいました。モデルさんから厳しいご指導のメッセージを頂いた挙げ句、モデルさんとは縁切りになりました。謝罪したあとは関係はないです。私が100%悪いのは明確です。


この苦い経験をして、学んだことがたくさんあります。

・自分が良かれと思ってしたことは相手からしてみれば迷惑行為でしかないこと。
・自分よがり独りよがりは相手のためにならないこと。
・ギブアンドテイクのテイクに期待したこと。
・信用を一度落とした時には修正が効かないこと。(取り戻せないこと)
・感情の起伏が激しいと相手が気を遣うこと。
・信用は築くのに時間を要する、信用が崩れるのは一瞬。


です。ここからカメラマンの方針は一気に変換していきます。大きな転換期を迎えるきっかけになりました。

変わった点は、ギブアンドフォオゲット(give&forget)です。自分が相手に与えたことを忘れる。相手から与えられたことは忘れないスタンスです。もう一点は、相手が喜ぶことを徹底的に考えて行動するです。自分よがりにならないための戒めの意味があります。この2点を決めて軸にしています。


この決断をして以降、行動や言動が大きく変わりました。今では目の前のクライアント様や撮影でのモデルさんがどうしたら喜んでくれるのか禿げるくらい常に考えて動いています。より信用を大切にするようになりました。

苦い経験の中に気付きや学びや教訓があります。そして、教訓は自分のルールの1つに変化します。


苦い経験をしない人生はありません。大切なのは苦い経験からしっかり振り返り学ぶことです。振り返りをしないと同じ失敗を人は忘れるので起こす可能性もあります。メモやノートに自分ルールを書くことをオススメします。書いたものを見ると失敗が起きる確率は減ります。

苦い経験を受け入れて自分を許して前に進んでいきましょう。


最後まで読んで頂きありがとうございました。