3月17日(日)に東京・銀座にある長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」にて、2016年から友好都市協約を結んでいる韓国・江原特別自治道(旧・江原道)と、長野県が交流行事を行いました。
長野県内の大学生らがスタッフとして会場の運営を行い、江原道出身の留学生も参加しました。イベントは長野県産のそば粉を使ったメミルジョン(そばチヂミ)の実演と試食をメインに、江原道の企業の食品販売が行われました。
メミルジョンは「信州産石臼挽き」と書かれたそば粉を溶かして、ここに白菜や細ねぎを入れて焼いていました。
メミルジョンは江原道の郷土料理であり、平昌などの道内の市場で売られていて、気軽につまんで頂けるような庶民的な料理です。試食としてはこんなふうに提供されました。
筆者は以前「海外ZINE」のチヂミの解説記事でも取り上げました。
そのほか会場では韓服体験も行われました。気軽に着られるので、訪れた人が試着を楽しんで写真を撮ったりしていました。
※韓服体験
そして小さなものですが、長野県・江原道を相互に紹介するパネルも用意されていました。
長野県庁の国際交流課の職員の方にお話を伺ってみたところ、当初は銀座NAGANOのイベントスペースを使って交流行事を行えないか、と江原道側へ提案したことから実現したそうです。そして「このイベントの開催を通じて、今後は韓国で長野県のPRにつなげたい」という旨をお伝えいただきました。
長野県にも様々な魅力があり、白馬、志賀高原など冬はスキー客も多いですし、外国人観光客も増えているようですから、韓国からもたくさんのインバウンド客が訪れて相互に集客ができればいいな、と思います。
銀座NAGANOには長野県産の様々な特産物が取り揃えられているので、こちらにも一度アクセスを!
銀座NAGANO
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目6-5 NOCOビル 1・2・5F
江原道は平昌、江陵などにソウルから2時間程度で行くことができます。メミルジョンはソウルで提供しているお店は少ないため、自分で作ってみてもよいですし、一度はぜひ江原道に行って召し上がってみてください。