12日で締め切ったエネルギーに関するパブリックコメントには、9万近い意見が寄せられたようです。
他のパブコメには、せいぜい1000通といいますから、本当に多くの人から意見が出されました。
しかし、福島原発事故以降、この事態になってまでこんなことするのか、と怒り心頭の様々なことを見せられ、今度のパブコメでも、20~25シナリオ以上の原発依存を求める意見書が、電力会社あげて、社員に出すように働きかけているのではないか、という疑問が傾げていました。
(東電のTV会議映像規制もひどいものです。私たちの知る権利はどこに?)
このパブコメが、やりましたよという、アリバイづくりとなってはなりません。
このように大量のパブコメが寄せられて慌てたのか、政府は、急に専門家会合を立ち上げることになりました。
やっていることが、その場しのぎのことばかり。
それがますます市民の反感を買っていることを、当事者は分からないのでしょうか。
それとも、何か他の思惑があるのか・・・。
先日、パブコメ締切の後でしたが、国家戦略室の職員の話を、海老名で聞く機会がありました。
職員は丁寧に話し、参加者の話も聞いていましたが、なんか、この人に話してどれだけ反映されるのか、という思いを持ってしまいました。
それに、資料にしても、この書き方はないだろう、とも。
でも、やはり運動していかないとダメですよね。
市民が諦めて言わなくなるのを待っている人たちを嬉しがらせることはありません。
明日、止めよう原発あさおの集会です。大勢ご参加ください。
(佐藤喜美子)