東日本大震災から10年となる3月11日夕方、松山市の坊っちゃん広場で「福島をくり返さない! 伊方原発いらない!3・11愛媛集会&デモ」が行われ、約70人が参加しました。
開会にあたり須藤昭男さん(伊方原発をとめる会事務局長)は「安全だと言われ、技術の粋を集めた原発が爆発した。人は原発を制御できず、原発と人類は共存できないことが明らかになった。原発はすべてなくすべきだ」などあいさつ。
3氏の発言があり、集会の最後に「今なお数万人が避難生活を続けているが、国は被災者切り捨て策をとっている。一方で原発再稼働やオリンピックの強行を狙う。四国電力は重大事故が頻発し原発を動かす資格はない。始末におえない高レベル放射性廃棄物、たまり続ける使用済み核燃料など『トイレなきマンション』の実態が深刻になっている。地球環境保全のためにも、これ以上の使用済み核燃料をつくらないこと、そのためにも伊方原発3号機の廃炉と再生可能エネルギーへの転換を強く求めます。『3・11』を『原発ゼロを願う日』と心に刻み、何よりも命を大切にして歩んでいきます」などの集会宣言を採択。
市内をデモし「福島をくり返すな!原子力には未来はない!魚を守れ!ミカンを守れ!子どもたちの未来を守れ!」とシュプレヒコールでアピールしました。