危険な原発は廃炉に
8月4日、伊方原発3号炉の運転差止を求める仮処分却下決定に対して、即時抗告の申し立てを行いました。
7月21日の松山地裁の不当な決定に抗議し、申立人10名が改めて高松高裁での判断を求めたもの。
松山地裁での仮処分決定では、学者・専門家の意見書も得て住民側が原発の危険性を具体的に指摘しましたが、四電は「規制基準に合格しているから安全」と言うばかりでした。
審理の内容では住民が圧倒していたにもかかわらず、裁判官は原発推進の国策を忖度(そんたく)し、原発の危険から目をそむけたとしか思えない不当な決定に対して、
(1) 福島原発事故を教訓とせず
(2) 債権者らの主張を無視
(3) 想定される自然災害の矮小化
(4) 見掛け倒し
(5) 専門家の意見無視
(6) 基準地震動の過小評価を許容
(7) 火山の降下火砕物の大気中濃度
(8) 国策追随,基本権無視
の8点について、即時抗告申し立てを行いました。