「地震が来るのに」まんがパンフ配ってきました | 伊方原発とめまっしょい☆若者連合のブログ

伊方原発とめまっしょい☆若者連合のブログ

私たちは、伊方原発の再稼働に反対することを一致点とする若者のネットワークです。私たちのよびかける行動には、若者に限らずどなたでも参加できます。


 6/3、伊方原発をとめる会の「まんがパンフ」の配布を手伝ってきました。


 私たちは、3人で分担して、伊方町の川永田と小島という地域を配りました。


 伊方地域での全戸ビラ配布もこのころにはほぼ終わっており、残すところはわずかな地区という段階で、そのうちの2つを配ってきました。

 

 「まんがパンフ」には、原発再稼動での争点がまとめられていると思います。

  http://www.ikata-tomeru.jp/?p=4132


  配ってみて思うことは、地域としてやはり過疎化というか空き家がすごく多くなっているということでした。

 



 そもそも佐田岬半島(三崎半島)は海と山があって、勾配が厳しく居住可能な場所が少ないために住民も合併時に1万2千人が現在1万人とか。

 

 戸数は多くないけど、結構斜面も多くて、上がったり下がったりと結構大変です。

 住民の方に「どこまでお宅ありますか?」と聞くと、「あそこの1軒だけで後はみんなおらんよ」というような返事がけっこうありました。

 

 原発のない自治体でも、田舎の方は、女性が少なくなるとか、人口減少や消滅危機自治体とか言われていて、地方創生とかを政府が言っています。地域活性化が求められているなかで、この状況をどうしていくのかが問われています。


 地方創生はどうも中心地に集約したらいいというような発想もあるようですが、住んでいる人たちにとって、やはり住んでいるところが一番なわけで。

 

 そういうなかで、「原発に頼りたい」というのは、気持ちとしてはわからなくもないけど、そうなるとそれ以外には解決策がなくなっていきます。そして、40年経ったら廃炉にしないといけなくて、それももう間近に迫ってきています。


 何より危険性への保障がないことが一番だと思います。そして、それが伊方だけですまないことも明らかです。


 6月24日に燃料棒の装填、7月26日に制御棒を引き抜いて再稼働と言われています。熊本地震を受け、緊急性を鑑み運転差し止め仮処分を申し立てていますが、本当にこのまま東日本大震災以前に戻っていいのか、問われていると思います。