本日の愛媛新聞にもありましたが、
愛媛県が伊方原発の安全性について、これまでの委員会等の報告をまとめたパンフレットを作成し、公表しました。
伊方30キロ圏の全戸に配布、県内20市町、図書館、四国各県、広島、山口、大分に送付するようです。
ご紹介まで。
https://www.pref.ehime.jp/gen/chiji_message27.html#h270918
平成27年9月18日 伊方3号機の安全確認結果に関するパンフレットの作成について
愛媛県が国の原子力規制委員会の審査と並行し、県独自の取り組みとして検討を行ってきました伊方3号機の安全確認結果については、9月1日に伊方原子力発電所環境安全管理委員会から、
- 原子力規制委員会の新規制基準適合性審査の結果は妥当
- 安全上重要な機能を有する設備について概ね1000ガルの揺れに対する耐震性の確保を確認
との報告を受け、皆様にお知らせしたところですが、このたび、その内容をまとめたパンフレットを作成しました。(添付資料:パンフレット(伊方発電所3号機の安全性について)(外部サイトへリンク) )
当パンフレットは、伊方原子力発電所環境安全管理委員会原子力安全専門部会の専門家の方々に、約2年間にわたって審議いただいた内容を、県として図表も交えながら、できるだけ分かりやすく取りまとめたものであり、皆様の理解の一助になればと考えております。
また、私が四国電力に対して求めている8項目の追加安全対策の対応状況についても掲載していますので、併せてご覧いただければ幸いです。
なお、さらなる揺れ対策として実施している概ね1000ガルの揺れに対する耐震性の確保については、今月末に工事が完了すると聞いていますので、完了後に専門部会の現地確認をお願いするとともに、私自身も現地に足を運び、対応状況をしっかりと確認することとしています。
私としては、引き続き、県民の安全・安心に向けて、四国電力に対し、伊方発電所の安全性の向上に取り組んでいくよう求めていくとともに、その取り組み姿勢を注視していきたいと考えています。
平成27年9月18日
愛媛県知事 中村 時広