伊方とめた後の社会を語り合いたい | 伊方原発とめまっしょい☆若者連合のブログ

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私たちは、伊方原発の再稼働に反対することを一致点とする若者のネットワークです。私たちのよびかける行動には、若者に限らずどなたでも参加できます。

【アユム☆グリーンレモン】



昨日もやりました!「とめまっしょい☆辻立ちキャンペーン」!


今回は1時間で280部うけとってもらえましたよ^^


手持ちの NO NUKES MAGAZINEがなくなったので、追加注文しました。





受け取った人が信号の待ち時間で読んでくれてるのが嬉しい音譜


そして、道行く人が「頑張って!」「私も反対よ!」と駆け寄ってくれるのが嬉しい音譜


10人以上の方が声をかけてくれたんです。ありがとうございます(T_T)





さてさて。先日、Twitterにこういうメッセージが寄せられました。


「原発ゼロにしたら原発で働いてる人はどーなるんですか?どーしますか?」





これは、とっても重要で、とっても難しい問題ですよね…。





☆先に断わっておくと、「とめまっしょい」は「現時点での伊方原発の再稼働に反対」で、それ以降伊方原発を廃炉にするとか、他の原発どうするか、っていうのはメンバー個々人の判断に任せています。


だから返信は、あくまで「私・アユムはこんなこと学習しました!」ということで書いています☆





「廃炉にするための仕事があるから、失業しない」


「ゆくゆく自然エネルギーに転換すると、原発よりはるかに多くの雇用が生まれる!」


「石炭⇒石油のときは国が地元の雇用も、進行もお金出して支援した。原発⇒自然エネの移行も、支援してほしい」


そう言われていますし、私もそう返信しました。





すると、こう返ってきました。


「廃炉の後処理の雇用についてはわかりましたが、雇用してるひとの賃金はどこからでますか?売るものもなくなりますよね、赤字だらけの国に頼るなんてのは有り得ないですし、電力会社には大きな負担でしょう」





この問題は、これから学者さん、行政の方々、地域住民の方々などいろんな人と真剣に考えていかなくてはいけない問題ではないでしょうか。


先の返信で、理屈では「大丈夫だ」と言えるかもしれません。


でも、「じゃあ、伊方ではどうなんだ。伊方で働く人々の雇用先と賃金を、どんなプランでどこが出していくのか、移行期はどうするのか」、この疑問に答えないと、地域住民にとっては「原発をとめること」は生計をたてるにはあまりにもリスキーに見えるかもしれません。





福島でも、複雑な声を聞きました。


仮設住宅に救援物資を届けにいって、原発に関する話になりました。


そこで、東電で働く夫を持つ妻の方、お二人に出会いました。


お一人は、「事故を起こして、危険だとは思うけど、夫が働いているから反対はできない」と言っていました。


もう一人は、「夫が働いているけれど、やっぱり危険なものはイヤ。できれば、夫にも安全なところで働いてほしいから、原発は反対」と言っていました。





私は危険なまま原発が動くのはいやです。


でも、今まで原発にエネルギーや経済が依存した状態で何十年も過ぎてきたことも事実です。


これを変えていくことで、苦しむ人が出てくるのもイヤ。


「だから変えられない」ではなく、そのリスクをみんなが承知したうえで、一層の研究・調査を行って、これからをつくっていくことが必要だと思います。





そういった努力を、国や県にはしてほしい。


でも、残念ながらそういった姿勢は今ないから、


市民が勝手にやっていって、それが認められていけばなあ、と思います。