「伊方原発をとめまっしょい☆若者連合」に参加しているメンバーの声を紹介するシリーズ、ひとり目は、呼びかけ人のあゆむ☆グリーンレモンさんです。
「はっきりいって愛媛県外出身の私は、伊方原発が愛媛にあることも知らなかった。東日本大震災とその地震・津波で起きた原発事故で原発は怖いものなんだと恐怖を感じ、でもどうしたらいいかわからなかった私は、仲間と福島に行ってみようと実際に行ってボランティア活動をしたり、飯館村からの避難者の方々の話を聞いてきました。その話を聞いて、原発は止めるしかないと思いました。
私だけじゃなくて不安に思ってどうしたらいいのかわからない学生は結構いて、福島に行けないけど、愛媛に避難された方の話を聞いて、どういう気持ちで故郷を離れたのかとか、原発が壊した生活に思いをはせて、声をあげることは難しい人もいるけど、本音のところでは『原発再稼動はやめてほしい』ということを確信しました。学生の間でも『原発って怖い』『できたらなくしたい』『どうすればなくせるのか』を話せるようになりました。学生の間で他のところでもやってるし、『脱原発パレード』をやってみようという話から実際にやったりしました。
その流れで、若者とか青年のそういった葛藤のなかで見つけたエネルギーを感じたので、私もこういうことがしたいと思い、そういう活動を続けています。
なんで若者連合として若者だけでもやるのかというと、やっぱり若者は原発についても、例えば就職難なんかがあって、そのなかでいろんなことで拘束されて、大人と違った感覚で現代を見ていたり、大人が気づけることに自分1人では気付けない環境があります。だからこそ私は青年や学生に焦点をあてて、もっともっと青年や学生自身が原発がイヤならイヤって言える環境をつくりたいし、そのなかから次の世界をつくるエネルギーがあるんじゃないかと思って、若者に焦点を絞ってつくりました。こういう私たちの思いを受け止めていただいて、将来へと大先輩からの運動を引き継ぐのが責任であると思っています」