今さっき、久しぶりに親戚のチカ子さん
から電話がありました
昨年体調を崩してから家に篭りがちになっているらしく、
以前と比べると回数は減りましたが、たま～に、トメ子に電話をかけてきてくれます。
トメ子がアルツハイマーであることは知っていますが、
適当な会話はできるもで、暇つぶしぐらいにはなるのでしょう
相手がチカ子さんであるということは話の内容で分かりましたが、チカ子さんの声は当然聞こえません。
でも、トメ子の話だけでだいたい想像はつきます。
「え～？私もそうよ～。毎日どこにも行かないで、狭い部屋の中でベッドに横になってるだけだもん」
・・・週２回のデイサービスと、月１回１週間のショートステイに行ってますけどね
「掃除なんて滅多にしないわ～」
・・・「滅多にしない」ってレベルじゃないですけど
「え～？そんなに～？あら～、じゃあ私の方がまだマシね～」
・・・本来チカ子さんは潔癖症なぐらいキレイ好きな人です。トメ子の方がマシなんてありえません
「顔ぐらいはね～。あなた、顔のことやるのも嫌になっちゃったの？それは重症ね～」
・・・油性マジックで眉毛を描いてる人に言われたくないと思いますけど
「うん。次男も元気だと思うわよ。最近連絡もないし、ぜんぜん会ってないけど」
・・・月に１回病院と食事に連れて行ってもらってますけど
「え？私？今なにしてたのかな・・・別に何もしてないけど・・・」
・・・急に声が小さくなるトメ子。数分前のことをまったく覚えていないようです。
「うん。たまには会いたいわね～。そうね、近いうちにぜひ・・・」
・・・調子のいいこと言って、いざ誘われると面倒くさくなってドタキャンするくせに
５～６分でしょうか？
本当にいい加減に適当な会話をして電話を切ったトメ子。
しばらく経ったら、電話の相手が誰だったのか聞いてみようと思います
３位に定着中です
いつもクリックありがとうございます