ボケてからのトメ子は、トイレが異常に近くなり、
寒くなってきてからは特に多く、多いときは1時間に5~6回ぐらい行きます
トイレットペーパーもお水ももったいないので、正直、あまり行って欲しくないのですが、
さすがに「あんまりトイレに行かないように」とは言えないので、
「またか…」と思いながら見守っています。
これだけ回数が多いと、頻尿かと疑いたくなりますが、
トメ子は夜中にトイレに起きることは滅多にないし、
おねしょをしてしまうわけでもないので、どうやら精神的なものらしいです。
以前、デイサービスの職員さんから聞いたのですが、お年寄りは、
「トイレに間に合わなくてもらしちゃうといけない」
という気持ちがあり、早め早めに、例えそのときに尿意がなくても、
「そろそろ行っておこうかな」という感じでトイレに行く方が多いそうです。
それはそれでいいのですが、トメ子の場合は認知症なので、
つい10分前にトイレに行ったばかりなのを忘れ、
「そろそろ・・・」と思って行っている可能性が高いと言われました
一緒にトイレに入って、本当にオシッコが出ているのか確かめるわけにもいかないし、
かと言って、本当に尿意があって行くのかどうかの判断もつかないので、
「さっき行ったばっかりですよ」と言って止めるわけにもいかないし、
ただただ、トイレットペーパーの消費量の多さに辟易しています
そこで試しに、トイレから出てきたトメ子に声をかけてみました。
「お腹の調子でも悪いんですか?」
「え~?別に~。なんで?」
「さっきからトイレばっかり行ってるから」
「え~?そんなことないけど・・・」
「だって、つい10分ぐらい前にも行ったばっかりですよ」
「あらそう?気が付かなかったわ・・・」
やっぱり、自分では1時間に5回も6回もトイレに行っているという意識はないようです。
「気が付かなかった」っていう答えもおかしいし・・・
困ったものです・・・
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