天才外科医カキネ，人呼んでドクターK。
ただし，ペットボトルのふたは開けられない。
カキネ「今日はベンチ入り控えメンバーの紹介ね」
マキ「直前で変更したのですよね」
タカホ「花房君と三好君を入れてきましたね」
ジュンコ「花房君はベースコーチ，三好君は外野手の控えですね」
マキ「では，見ていきましょう。まずは首藤君」
カキネ「ベースコーチの一人ね」
タカホ「内野のユーティリティプレイヤーでもあります」
ジュンコ「打撃力も上げましたね」
マキ「次は花房君」
カキネ「走力，守備力が高いのでベースコーチね」
タカホ「ベースコーチ専用として呼ばれた感じです」
ジュンコ「良い判断をしてくれそうです」
マキ「秋はレギュラーだった大塚君」
カキネ「守備力がちょっと心もとないことからバックアップ要因になってもらったわ」
タカホ「最近はレギュラー陣の守備力は上昇してきていますからね」
ジュンコ「とくに肩力が高くなってきていますね」
マキ「代打の切り札，西沢君」
カキネ「代打の一番手として期待ね」
タカホ「故障者が出たらスタメンもありますね」
ジュンコ「打撃力はチームでも上位です」
マキ「最後に三好君」
カキネ「最後にベンチ入りを決めたわ。当初は全く考えていなかったのですけど」
タカホ「決め手は何ですか？」
カキネ「外野手の控えだった中野の骨折もあるわね」
ジュンコ「骨折させてしまったのは失敗ですか？」
カキネ「練習にリスクは付き物よ，失敗じゃないわ。私，失敗しないので」
タカホ「そうですね，仕方ないです」
カキネ「まあ，むしろ打撃力に加え，走力も上がってきたことが大きいと言えるわね」
ジュンコ「実力でベンチ入りしたということですね」
カキネ「そうね」
マキ「さて，今日からいよいよ今年度の大会が始まりますね」
カキネ「レギュラー陣の攻撃力は全国でもトップクラスなので攻め潰す野球をしたいわね」
タカホ「レギュラー陣と首藤君，大塚君は長打，ミート，走力AAAまで上がってきました」
ジュンコ「『電撃の速攻』を見せたいですね！」
マキ「投手陣はどうでしょう？」
カキネ「全員が球速，コントロールともに上限近くに達してきたのでそう簡単には打たれないと信じてるわ」
タカホ「夏には全員165km/h，コントロール50000としたいですね」
ジュンコ「県内でも屈指の投手陣です」
マキ「春の大会は昨年度優勝ということでディフェンディングチャンピオンとして臨むわけですが」
カキネ「でも，むしろ挑戦者のつもりよ」
タカホ「今までの実績は関係ないですからね」
ジュンコ「0からの再出発ですね！」
マキ「今大会，強い東名を見せましょう！」
一同「おー！！！」