余っていたユニットで作った無指向性の円筒スピーカーですが、弦楽器の音の再現性に適しているようです。

ギターの倍音が美しく聞こえるように感じます。またウッドベースは甘くならずエッジが立った音を聴かせてくれます。

昨日は、10cmのフルレンジを探しに街に出かけましたが、残念ながら適当なものを見つけられず、手ぶらで帰ってきました。

ニールス・ペデルセンの正確なベースはハイノートを多用し、余韻の美しさは彼の持ち味だと言えます。デュエットのウルフ・ワーケニウスは、抜群のスキルでペデルセンの美しさを支えています。

二人だけの演奏で、澄んだ空気感を描き出すのはさすがです。

二人が演奏しているA Nightingale Sang In Berkeley Squareは、1939年、Eric Maschwitzが作詞、Manning Sherwinによりポピュラーソングとして作曲されました。1940年末にビング・クロスビーが録音し、ヒットすることになります。以来様々なアーティストが取り上げ、ロッド・スチュワートが歌ったのは有名ですね。

ナイチンゲールは西洋のウグイス的な鳥で、その美しい歌声が楽しまれているそうです。

Niels Henning Ørsted-Pedersen - bass

Ulf Wakenius - guitar

「バークレー広場でナイチンゲールが歌った」 デュオの美しさ

「バークレー広場でナイチンゲールが歌った」　デュオの美しさ