先月、わたしの彼女は乳がん術後1年目の検査を受けました。彼女は48歳です。その結果をわたしは昨日彼女から電話で聞きました。

 2歳年上の彼女とは遠距離でつきあっています。

 検査の結果、肺に3ミリほどのかげがあるとのことでした。

 彼女が乳がんの手術をしたのは昨年9月、医師や私と話し合い左乳房温存療法を選択しました。

 ♤「肺に影って、右なの左なの?」

 ♡「どちらの肺かは聞いてないよ。まだ小さいし、肺に針を通して生検をするのもリスクがあるから、3か月後にまた検査をすることになったよ。」

 ♤「あっ、そうなんだ。」

 わたしは、暗いもやで視界が狭くなるような気がして、思わず目を閉じて、ため息をのみこみました。でも、そのあとに繋ぐ言葉が見つかりませんでした。

 ♡「ねーどうしたの?」

 ♤「えっ、何か心配になってきちゃったから」

 ♡「だから、言わなければ良かった。これから女子会ランチに出かけるから、またね。」

 ♤「うん。」


 ……肺に転移なのかもしれない。

 ……けど、そんなこと、彼女もわかっているはず。


 しばらくぶりに「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」を開きました。

 去年の手術前、彼女が乳がんの担当医にお勧めされた本です。

 彼女から、代わりに読んでと言われて、去年の夏ごろに買って読みました。彼女がどういう治療を選択するか、参考になれば良いと思い熟読しました。その他にも国立がんセンターのホームページや、乳がん専門医のホームページなどを読み、要点を彼女に説明しました。

 

 遠隔転移の場合、「画像検査でみえている病巣以外にも目に見えないがんが潜んでいると考えられ、現在の治療法ではがん細胞を根絶するのが難しい」

 「薬による治療が基本となり、効果をみながら治療を続け、QOLを、保ちながら、がんと共存する」とかかれている。

 

 彼女にLINEで

 「楽しんで生きるのが一番やん。きみは自由に好きなことして良いとよ。お母さんにもお姉さんにも理解してもらえるといいね。」と送るとすぐに

 「うん、ありがとう。病気して本当にそう思うよ

人間いつどうなるか分からないから…

 もちろん身体の事は一番に考えるけどね。

 色んな事に縛られたりストレス溜めずにある程度好き勝手に生きたいなって。」


 彼女ががんと共存できるよう。

 彼女が自由に人生を楽しめるよう。

 わたしは動揺せずにいつも通り受け止めていこう。


 このことをブログに書き留め、忘れないようにしようとこころに決めて、今日、生まれてはじめてこのブログを開設しました。