いろいろ紆余曲折しつつも、イメージブック完成!



イメージブック


なかなか、大変だった。まずは資料集めから。あまりにも漠然としていたのでまずは身近なモノをデジカメで写真に撮りまくる。机の上、好きな本、オフィス、好きなカフェ、おいしいと思った料理やデザート、あとは好きな風景。その中から使いたいものをピックアップ。


一番最初にこれかもと思ったのは、アボカドのサンドイッチ。自分で作ったのだけど、それが上手くできて、もしかしたら代々木公園のArmsというアボカドバーガーのおいしいお店があるのだけど、そこに勝ったかも(笑)…みたいな。で、それをもとにイメージを広げていく。ジーンズの感じ、シャツの感じ、空のイメージなど。


で、そんなイメージに合う部屋のイメージをとりあえず大量に集める。ソースはいろいろ。ネットや雑誌、建築関係の本やデザイン本など。とにかく、目に付いて気に入ったものは全てとっておく。最初は大量に。あとから削るという方法で。というのも、どうも自分は家のデザインのイメージがあまり付いてないらしい。こんな部屋はいいかもというのはあるのだけど、どうもイメージが付かない。まあ、だから建築家の方の建てた家に住みたいのだが。


デザインフィールドにいても、やはり建築のデザインは違う。コンセプトは作れても、デザインは難しい。そういえば、安藤忠雄氏の城戸崎邸もそうだ。城戸崎さんはアーキテクトファイブの建築家でその当時は丹下健三さんの事務所にいらした方。それなのに…である。施主への理解?はたまたフィールドの違い?という疑問は沸くが、おそらく後者なんじゃないかと思う。やはり、自分で細部までやってしまうと、客観的な視点が欠けてしまうのではにだろうかと勝手に思うのだ。なので、やはり専門の部分は専門家にまかせたほうがいいのではないかと思う。入り口のグラフィック的な看板とかネームプレートとか、そういうのは思いつくのだけど(笑)。


話は戻って、集めた大量の画像をまずはグルーピング。まずはわかりやすいものをグループに。キッチン、バスルームとかをまとめて、イメージの系統が完全に外れるものは削除する。わかりやすい部分はこれでもよいのだが、リビングとか部屋とかはなかなかグループにできない。そこで、コンクリート打ち放し系、白い塗り壁系、木系に分類。これをそれぞれ家の部分に当て込んむ。


まずは、わかりやすいリビング。地下だけど開放感が欲しいので、白い分類のものから、特にこれはというものを選ぶ。開放的な地下ということで空を見上げられるイメージのものを大量抽出。やはりそれだけに、自然と系統が似てくる。どんな部屋だったら、空を見上げたくなるんだろうか?ということへの答え。


そして、意外と難しかったのが個室。明るすぎても暗すぎても。で、気になる絵を見つけた。窓からの風景なのだ。この部屋の窓に自分は何を求めているんだろうか?そう、そらや明るさではないのだ。緑が欲しい。そう、植え込みスペースの緑を窓の中に取り入れたいのだ。なので、きっと部屋は明るすぎないコンクリート系か?というところで、コンクリート+木のコンビネーションになっているものを選ぶ。窓の外に緑を探したくなる感じ。


そんなこんなでそれぞれのイメージが固まってきて、特にこれはと思う画像を数枚に絞った。あまり多いと何でもになってしまうので、あくまでも数点ポイントになりそうな雰囲気のものを選んだ。そして、その場所へのリクエストと共に画像とまとめていった。


今回気付いたのだけど、どうも自分は少し一般的ではない方向から家を見ているのかもしれない。コーポラティブハウスはインフィルに自由度があるのだが、あまり作りこむのには抵抗を感じる。選んでいる画像も非常にシンプルなものばかりだ。家と一緒に成長できること…そのためにコーポラティブハウスに住みたいのかもしれない。いろいろいじって、いろいろ作り変えられる家。それが理想なのだ。


結局、好みは変わってしまうから、家と言えども、そんなもんなのかもしれない。…といいつつ、現在一時期の盛り上がりがなくなっちゃって、これってマリッジブルー?とか思ったりする。どうにでもなれ!とは思わないのだけど、でもなんだかブルーなのだ。このイメージブックを信じて、少し距離を置いてみようとか思っている。

さて、総会も第三回となりメンバーもかなり打ち解けてきた。そうそう、8月18日に組合+設計事務所+プロデュース会社の方で始めての飲み会があった。組合員がまとまってきたのも、打ち解けてきたのも堅い話抜きに集まれたことが大きい。こういう会を企画していただいたプロデュース会社の担当の方には感謝したいし、よい飲み屋を紹介していただいた設計事務所の方々にも感謝したい。みなさん家族ごと参加されていたので、とても仲良くなりました。私ともう一方は独り者なので、いろいろ突っ込まれる部分は多かったのですが(笑)、とてもよい雰囲気だったし、それぞれの子供も含めた家族と楽しい時間を過ごせたのはよかったです。ひとつ明らかになったのは、独り者の家には夜な夜な人が集まることになるらしいということ(笑)。なんだか、町内会っぽくて楽しいですね。


さて、そんな感じなので総会は笑い声が絶えない会に。組合員のみなさんもやはり金銭面の部分からは一時的に開放されるので、やっと家造りの楽しい部分を迎えている感じ。そんなこんなで、まずはキャッシュフローの確認から。すでに、土地の売買契約等も終わっているので、しばらく支払いはなし。精々、土地の登録手続きに司法書士の立会いが不要だったため、18,000円が組合に返金になった程度。キャッシュフローは現在順調に行っている。すでにすごい額のお金が動いているのだが、現在は落ち着いている。


また、設計事務所が概算見積もりを施工会社に頼んでくれていた。建築家の先生の薦めや躯体へのダメージを考えて、このコーポラティブハウスではよくあるコンクリート打ち放しではなく、外断熱を考えている。また、窓ガラスについても、せっかくの外断熱なのでペアガラスにしたいという方針でまとまっている。そこで、概算見積もりをお願いしてくれていたわけだ。まず、全体の基本的な施工に関しては、予定額の1.1倍。これは非常にいい数字で出てきたそうだ。世の中では、最大5割り増しなんてこともあるらしいので、設計事務所的にも今回の概算見積もりは非常にいい感じだそうだ。また、地盤を調査した結果、杭工事が不要だと判明した。この工事で建物に対して850万も余計に掛かる可能性がなくなった。つまりこの場合だと単純にインフィルをその分諦めるか、その分追加で資金を拠出するかということになるのだけど、それがなくなったわけだ。また、外断熱+ペアガラスは両方で700万ほどかかるのだが、やはり建物としても価値があるので、なんとかその方向で削れるところは削りましょうということに。ちなみにコンクリート打ち放しで外装を仕上げるのに500万で外断熱だと800万強、シングルガラスだと800万強でペアガラスだと1,200万ほどなのでこのくらいなら外断熱は欲しいところだ。どうせ、内装は打ち放しにできるわけだし。また、窓のサッシに関して特注になるものはインフィル対応で標準のガラスサイズで収まるものはスケルトンでということになった。うちは特注の可能性があってちょっと心配あり。


また、屋上の緑化プランについては屋上の手すりと建物の淵の間がその場所なので、安全面でも屋上に緑化スペースを作りましょうという方向で一致。特に、上階の方々はこれによりコンクリートの蓄熱から少しでも開放される。また、これに地表の緑化部分、地下住戸のドライエリアに植えられる木を足したものが緑化スペースに。屋上といえば、ここの屋上はすごい。なんといっても3住戸の屋上が柵無しにぶち抜き。夏には二子多摩川の花火まで見えるらしい。みんなで飲み会だな(笑)。こんなことができそうなコーポラティブハウスはとても素敵。もちろんうちにも皆さん大歓迎です。泊まれる部屋もありますし(笑)。


さて、電気配管のスペースは2階の窓下に30mmくらい出っ張って付くことに。これにより2階の窓外に出っ張りを確保できるし、1階はちょっとしたひさしができる。まあ、上を見上げると出っ張ってしまうが、妥当な方向だと思う。おそらく、スチール系のでっぱりになるのだが、建物のデザイン的にもまあいいかもしれない。


さて、懸念だった自転車置き場だが、床面積の変更により玄関内に自転車を収納することに。通常、契約後の床面積変更はないのだが、今回の場合、共通スペースを駐輪スペースとして使用するのは安全面から見ても、今後のスペースの管理の面からもいいことではないので、この方向で進むことで一致した。地下住戸の場合、床面積が減ってしまうのだが、やはり安全性の確保には今後何十年か住むという前提では選択せざるを得ない。これにより、自分の住戸のレイアウトが決定となった。これで、出資金も変わってくるのだが、これは後で調整となる。


その後、各住戸の開口部(つまり追加の窓)の見積もりを頂いた。現在の予定だと、自分の住戸には東側壁面に3つの窓を追加で設置。とりあえず、全て合わせて18万弱。これに30~50万くらい勝手に掛かると思っていたので、概算とはいえ少し安心した。窓の形状は再度確認することと、大体のレイアウトの確認を来週~再来週で終わらせるスケジュールでスケルトンがほぼ決定となりそうなだ。


今後の総会では、具体的なスケルトンに含まれる設備を決定していくことになる。例えば、ポストをどうするか、塀をどうするか、ゴミ置き場は…とかだ。また、10月には標識設置届提出や確認申請提出、11月には見積提出等が控えていて、いろいろ本格化するのだ。いろいろなものが具現化してきて、とても楽しくも怖くもある。…そういえば、イメージブックができたので設計事務所に提出した。本格始動、えへっ。

海外出張の関係で、家のことは3週間ほどご無沙汰に。今回は前回のインフィル打合せで要望した部分をアップデートしたものを元に話が進む。前回まで、あまりにも家のモデルの作り方や、東京の街づくりと人々の生活スタイルの話で盛り上がってしまったので、今回はしっかり家の要望を具体的に話した。今更だけど…(笑)。


まず、アップデートと変更点の説明を受ける。とりあえず、基本設計には大きな変更はないのだが、上階住戸との床面積変更で進展がないため、とりあえず床面積の変更はなしを前提に、もしそこのスペースがデッドになってしまうようなら、まあとりあえず収納で考える方向で話を進めることに。このデッドスペースは1500mm×750×2350mm。意外と広いし、天井までスペースがあるとなるとどう使うか…。スキー、スノボ、ゴルフバッグでも収納しようかな。シーズナリティ物の収納にでもしようか、はたまた自転車も収納できるな…。まあ、後で考えよう。まあ、無くなったらなくなった、あったらあったのスペース。予算も変わってくるが、マイナス方向なので今のところは大きな問題にはならない。


基本的に玄関周りの変更はないので、それは現行のまま。まずは水周りの辺りに。洗濯機は是非とも1階置きたい。理由は「外には干さない」ということがあるからだ。通常、洗濯物を干すスペースの確保は重要なのかもしれないけど、花粉症のこともあり、ここ数年外に干したことがない。それで、自分は充分なのだ。確かに布団は外に干せたらいいし、お日様の匂いには魅力があるのだけど、東京の空気にそれを求めるのも少し酷かと。さらに、1Fの窓は開けられるので、そこに布団は干せるかもしれないし、それで満足できる。なので、洗濯機はバスルームからアクセスできるようにして、衣類はすべて1Fに。少し、ベッドルームのクローゼットは小さくなるが、それほど深刻な問題ではないと思う。まあ、必要ならベッドルームにテレビ台を兼ねたチェストを設置すればよい。ただ、残念ながら日本製のドラム式洗濯機は設置できそうにないので、Mieleあたりにする必要がありそうだ。


バスルームついでに、お風呂と洗面の境はガラスで区切ることに。ガラスを使うことで、そこまで広いわけでもないバスルームをできるだけ広く見せたい。あとは、白色のタイルで清潔感、シンプルさを出すことくらいだろうか。また、洗濯機を収納するスペースを作ると、収納も同時に作れるので、バスルームに収納が作れる。これは非常にいい。というのも、洗剤やリネン類、掃除用品をここに収納できるからだ。洗ったタオルをすぐ上に収納できる。


ベッドルームでは特に変更なし。そうそう、提案で1階窓下に電気配管をしたいと言われたのだが、これはもう一度検討していただくことにした。そうなると、窓が800mm位の高さから2,350mmとなってしまう。それにより、せっかく1階の地上にある植栽を窓の中に取り入れられないのだ。また、地下1階+1階のパターンの場合、南側に建物があるので、どうしても採光に難があるため、窓枠は最大限に確保したいという旨を伝えた。電気配管の必要性が絶対にあるのであれば、採光よりも緑の確保を考えて、低い窓にしたらいいのかもしれない。例えば、窓高が1,500mm程度とか。ちょっと目の下になるくらいだと、南側にある建物も気にならず、緑だけを窓の風景として取り込める。それはそれで、ちょっといいデザインなのではないかと思う。もし、どうしてもの場合はこれを提案してみよう…。1階の窓からは緑が見え、地下からは空を見上げる。それはそれで素敵だ。


そうそう、階段もせっかくなので窓を開けてもらうことにした。これで、東側壁面に窓が3つ。お風呂にキッチン上の吹き抜け、そしてこの階段。ここに窓を空けるメリットは、ドアを開ければ、1階の各個室からの空気の流れも作れるし、地下に2つめの空気の通り道ができる。これにより、より効率的な換気ができるはずだ。


さて、地下だがここは少し変更があった。1階に設置するトイレの関係で、西側の天井付近に配管が通る。う~む、さすがにこれをそのままむき出しというわけには…。そこで、設計事務所からの提案は造作の本棚+収納。少し何も作らない空間にしたくなってきた関係で、壁一面の本棚は無しの方向に傾いていたのだが…。ただ、収納を作ってしまうメリットもあって、キッチンから2mの位置なので、キッチンの収納の一部としても使えるし、多くのモノが収納内に入れられる。どうしても、おおくは使わない食器や保存できる食品庫はかさばるので、それらのストックにも使える。まあ、何もなかったらなかったで、それはそれで収納は多ければ便利なのでそれもありかも。ただ、テレビ台から続く横幅7,000mmを超える造作の収納っていくら掛かるのだろうか。それが心配…。でも、とりあえず見積もりには入れてもらうことに。


キッチンは標準だと人工大理石なのだけど、天板はステンレスにしたい。コンロは4つ口のIH、600mm幅の食器洗浄機、ビルトインオーブンを見積もりに入れてもらうことにした。オーブンは日本製のモノも最近はデザインよくなってきているので、それでもいいのかと思っている。しかも、電気のオーブンだと、最近の日本製のもののほうが、温度が上げられる。ちょっとこれは魅力だ。それに、電子レンジ機能もあるし。あまり積極的に電子レンジは使わないのだけど、ないと困るのでこの辺も考え物だ。夢はオールステンレスに上記の設備全て…ちょっと無理っぽいけどまあ、初回の見積もりということで(笑)。あと、現在は600mmの南に向いた窓が開けられているのだけど、これをもうちょっと大きくできないかリクエストしてみた。ただ、収納との兼ね合いもあるので、これは今後の設計次第といったところか。


そして、話はその奥にある納戸+ワークスペース。まず、ワークスペースにはテーブルとテーブル上部に本棚を設置してもらうことにした。やはり、机の上の手が届くところに本棚があるのは便利。仕事でも趣味でもコンピュータをよく使っているので、資料やマニュアル、参考書がすぐ上に置けるのは便利。しかも、横幅2,000mmあるので23インチのCinema Displayも2台置ける。さらに、背中にも本棚。これだけあれば、収納にはことかかない。コンピュータ関連の書籍はリビングに置きたくないので、ここに充分なスペースがあるのは重要だ。クローゼットにある、衣類を収納するためのポールとかを全てとってもらうことにした。結局、エレクタとかで、荷物を置くスペースをレイアウトすることにした。というのも、生活によっていろいろ収納するモノやスペースの配分も変わっていってしまうと思うので、後で変更できるように、作り付けにはしたくないのだ。この納戸全体だと8畳弱あるので、自由にレイアウトして、自由に収納するスタイルをとりたい。


いろいろ、持ち込むものは聞かれているのだけど、全く思い当たらない。アーロンチェアくらい(笑)?どうも、新しい生活に向けて、現在持っているものを持っていくイメージができない。せいぜい今あるものだと、液晶テレビとBoseのホームシアターくらいかな。ちょっと今度しっかりとリストアップしてみよう。実家にはいろいろありそうなのだけど、妹が部屋も机もベッドも自分のものを引き継いで使っているから、大物がないのだ。…あ、シンセサイザーとかラックが結構あるな。うむむ…。でも、そのための納戸なのだ!それでよい。


さ~て、イメージブックも段々とカタチになってきたし、そろそろデザインを考える時期に来たようだ。見積もりを恐れつつ。