次の現場の脚本を書いたりと、メイツロスからだいぶ脱却しつつあるぞ(笑)
振り返り続き。
ホール公演で楽曲を増やそうと考えた時、高橋Pが「まず歌手をひとり増やしたいね」というアイデアを出し、ならばやはり演歌だろう。となりました。当時の歌番組の多様性。メイツガールズが後ろで踊る違和感。を作りたかった。いや、ホントにあったんですよ。この曲にバックダンサーいる?っていう演出(笑)。ヨソップは明るめの曲ですが、もう少しディープな曲に能天気な振り付けとかね。それを鉢巻としゃもじに託しました(笑)。
あと紅白みたいに客席通路展開もやりたかった。メイツ親衛隊を常に客席から登場させたり、歌番組の収録をそのままホールで観客として見てる感覚を演出しました。案外これがラストにつながる伏線になったかなあと。
写真は元田牧子さん。他にCR岡本物語さん、なしお成さん、沖野晃司さんが、日替わりゲストとして華を添えてくださいました。衣装さんが苦労してた(笑)。みんなバラバラの背格好(笑)
この日替わりゲストシーンは当初物語のどこに入れようかたいそう悩みましたが、後半のど頭にしてよかった。休憩明けいきなり芝居から入るより軽快に始められたかなと。ゲストの皆さん口々に「歌は緊張する」と言ってました。まあそうだよね。しかも演歌。しかも後半トップバッター。沖野君が「歌が終わって、芝居パートになった時の安堵感といったら」と言ってました(笑)
今回、夢麻呂さん演じるライト木嶋が乱入する3番を作りました。夢麻呂さん、吉川晃司やってたな(笑)いやー盛り上がったなー。初日から千秋楽まで歌終わりの拍手が一番大きかったのがこの歌。メイツガールズもガチオタ芸をやっていて、稽古やリハでは省エネモードにするほど(笑)
ライト木嶋が夢麻呂さんになったというのもあるけど、追加パートはすべてストーリーに厚みを増す意味で増やしていきました。だからライト木嶋は初演よりも役割が増しています。これが最後にスタジオでメイツガールズ達がレッスンできたという流れにつながります。
他にも「灯りのない道」の水落先生、志賀のハーモニーなどもこのシーンにつながっていったのかな。
その「灯りのない道」
脚本上大きく加筆したのは実はここだけ。初演で描かなかったサクラとミドリコ(レッド)、ミズキとラン(ブルー)にフォーカスがあたります。シンプルだけど友達との喧嘩って胸がしめつけられるよね、って若い頃?を思い出しながら書きました。稽古場で一度栗生に「実際に宮島(ミズキ)や永吉(サクラ)にあんなこと言われたらどれくらいしんどい?」と聞いたことがあります。些細な青春のひとコマのようであり、実はめちゃんこしんどい言葉の応酬なんですよね。永吉さん宮島さんどちらも熱演、熱唱でした。
このシーンはメイの環境を描く意図もありました。そこで思ったのは「なぜ水落先生は、謹慎となったサクラやミズキのパートをメイに託したか」
実はこれ、初演から脚本上では描いてません。「私がやります!」といきり立つミドリコやランをスルーするのは分かる。サクラが言う「メイはソロの練習してるから才能あるから」これも違うでしょうね。では何故メイなのか。
実はこれをわかりやすくする演出を稽古場で試したことがあります。演歌歌手に「存在感なさすぎ」と言われるメイを水落先生が見ていた。という演出です。でも説明的でやめました。水落先生の愛情に説明はいらんなと。極端な話をすると水落先生は、いろいろあって雨降って地固まるすべてを分かってたんじゃないかとすら(笑)ラス前のスタジオのシーンを見ながら思ったものです。
こういう感じで様々な想いが膨らんだ上での、
「輝ける場所」
となりました。初演からはライト木嶋が増えただけですが、歌割りを大きく変えて、メイツガールズを支えた人達にスポットを当てました。おかげで、マイク香盤というマイクを付け替える作業がものすごいことになりました(笑)
だから初演よりもこの歌が強い感動を呼んだように思います。あるマネージャーさんは「素敵なラストシーンだなあ」と思ったそうです。私も一番泣けるポイントがここになった。
そしてグランドフィナーレ。特に何も解説はいりませんね(笑)さらなるグラフィレ感を出すためにリズ、栗生、宇田川が追っかけコーラスに。大量の金テープでそりゃあもうグランドフィナーレだったろう。最後にメイツ!と決める前にメイツガールズ達はジャンプするのですが、あの運動量の最後にあれはかなりのパワーが必要です。千秋楽のジャンプはいつも以上に高かった。
改めてたくさんの拍手、手拍子、そしてスタンディングオベーション。ただただ感動です。
小劇場公演から今回ホール公演へ。実はプロデューサーの高橋とは「今回でメイツ終わりでいいね」なんて話をしました。
でもね、千秋楽のあの景色を見たら、
終われないね。
まだ未来の、次の具体的なものは何も決まってないけど、まだまだメイツ!は続いていくんだろうなあと思いました。
まずは地方公演。そしてブロードウェイに行きたいなという野望が生まれました(笑)
メイツ!ご来場頂いた皆様に感謝!
みんなでメイツを育てようぜ。
ありがとうございました!